ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

岳 みんなの山

2020-11-27 07:15:23 | 読んだ本の紹介

近所のスーパー銭湯に岩盤浴があるのですが

だいたい週末はそこに入り浸ってます



休憩室に漫画の本がおいてあるのですが

先週いったら、数が増えてましたw

んで、増えた中に「岳」がありました

岳とは、石塚真一先生による、山岳救助を題材とした漫画です

昔読んで感動した思い出が・・・

再度読み返してみました



主人公の三歩は、世界の名峰を制覇し、アメリカで山岳救助隊員として経験を積み

日本の北アルプスで山岳救助ボランティアとして活躍してます

住処は山中のテント。好物はコーヒー。

山小屋のおばちゃんのカレーをつけで食べてますw

ともに活動するのが長野県警山岳遭難救助隊です。

隊長の野田の厳しい指導の下

女性隊員の椎名久美や新人隊員の阿久津がつらい訓練に音をあげつつ救助活動に励みます

そんな中、父子家族のナオタの父親が、山で命を失います

三歩や久美は祖父に引き取られるナオトを

山を嫌いにならないように見守ってます

ナオトも三歩を兄のように慕いたくましく育っていきます

北アルプスの素晴らしい景色の中、事故は起きていきます

現場で遭難者の死を目の当たりにして自信を失う久美たちですが

三歩は、遭難する人を決して責めません

無謀な行為で厳しい現実に面しても三歩は、「よく頑張った」といたわります



最終章では、三歩はエベレストにつぐローツェ峰へ挑戦します

並行して昔の仲間のオスカーが率いるパーティーがエベレストにチャレンジしていきます

持てる力と技術を出し切って単独でローツェに挑む三歩

オスカーは素人に毛の生えたようなメンバーのパーティーをなんとか

エベレストアタックキャンプまで連れていき

山頂へのアタックに挑みます

が、天候が急変

状況を察知した三歩は自分の登頂をあきらめ、オスカーの救出に向かいます

マイナス30度、8000mの低酸素の中で巻き起こる嵐の中

死を覚悟したオスカーの前に三歩が現れたシーンには

涙が禁じえませんでした

その場に居合わせるような筆致の情景に手に汗握ります





絶対読んでほしいおすすめ本の1冊です

























コメント (2)
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