たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

小人のせいじゃなかった?

2007-05-10 23:19:51 | オーストラリアの記憶
友人がシドニーに遊びに行くと言う。

いいな…荷物に入ってついて行っちゃおうかな…

写真は最後に住んでいた、シドニーのクージービーチのアパートである。
築30年ということで、いい具合に古びたレンガ造りのアパートだった。

私たちが住んでいたのは3階。階段を上がると、2階の部屋の犬がいつも踊り場に座っていたのを思い出す。

さて、ドアを開け…なんでこんな所にドアノブがあるの
私の胸の上くらいである。
室内に入ってからも、中のドアは全部その位の場所にドアノブがある。

スイッチも高い。
キッチンのカウンターも高い。
さらには便器も高い。

いくら私が小さいといっても、オージーの5歳児よりは背が高い(はずである)
子供は届かないのでは?

「先生は私の1/3くらいしかないからねぇ…台に届くのかしらねぇ…」
ビリヤードが好き、と言う話をした時の、日本語クラスの生徒さんの感想である。

むむむ…私の3倍あるアナタのほうが問題ありよ
ダイエットしなさい!!

そして先日。
外国人の先生がこう言う。「私、日本に来てから自分が小さくなったような気がするの。回りの人やものが皆小さいでしょ」

私は、オーストラリアでは黒板やドアノブが高くて…というと、

「それはヨーロッパ風の造りなのよ。ドアノブが胸の辺りにあるのよね」

えっそうだったの

私がちびだったからじゃないんだ

家主さんはイタリア移民の人だった。
確かにヨーロッパから来た人である。

なんとなく気分良く納得

サラ、と言う名前だった、気の良い家主さんの顔を思い出して懐かしくなった。

この写真を見ると、裏のクージーベイホテルで7時間も玉突きをしたときのことや、近所の猫と遊んだこと、開け放した窓から飛び込んできたゴキブリを、新聞紙持って追い掛け回したこと、色々な事が浮かんでくる。


コメント (6)
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