9月、やっとのことで朝晩が涼しくなってきた。
昨夜は窓を開けて寝た。少しひんやりした風が入ってきて心地よく、気持ちも安らかに眠れる気がする。エアコン入れるともちろん涼しいのだけれど、「冷えすぎては」と逆に設定温度を上げ過ぎてかえってぬるい空気を部屋に充満させてしまったり、どうも落ち着かない。
外からは雑音も入るが、家の近くに木がたくさんある場所があり、そのあたりからか秋の虫の音が聞こえてくるのも良い。外国人には、この虫の音がただの騒音に聞こえるというが本当に不思議。
これを風流と感じる感覚は大抵の日本人のDNAに組み込まれているのではと思う。源氏物語や枕草子を読んでも、千年も前の人が同じような事を書いているのだから。
「読書の秋」というが、私は本がないと落ち着かないので年中本を持ち歩いている。家でも読むけれど、電車の中でも、Facebookに飽きたり、英語学習に気がのらなかったりしたら読めるように。あるいはお出かけするならカフェで一休みするときにも必要である。
スマホがあるとそのあたりは便利で、Facebookはもちろん、英語学習アプリも入れているし、最近は電子書籍も買う。
ちょっと前の、携帯で読める電子書籍は見づらくてとても読む気になれなかったが、スマホの画面は大きいし、字の大きさも変えられるからずいぶんと楽になった。
始めは「青空文庫」でフリーのを読んでいたが、最近は気が向いたら購入している。
但し、やはりスマホユーザーは若い人が多いせいだろう、正直、若者向けの小説、ベストセラー、コミック、写真集が圧倒的。それでなければ私が読まない実用書。
カテゴリーの中に「ボーイズラブ」が堂々と載っているのが面白い。
それでも検索してみると読めるものも。いくつか推理ものや歴史ものを読んだ。案外、松本清張があったりするのだ。これは最近ドラマ化されたりするせいかもしれないが。
今日の新聞に、三浦綾子の全作品が電子化されるとの記事。楽しみである。
で、今読んでいるのが松本清張。
読んでいて疑問。
・・・なぜ、奥さんが夫に敬語で話すのか?
「あなた、・・・ですの?」
作品は昭和の初めから中ごろ、というのが多いだろう。でもその頃の年代の一人であるウチの母は父に敬語なんて使ってなかったゾ!?
これは私が北海道出身だから? 東京の(舞台は主に東京)上品な家庭の奥様は敬語を使っていたのか?
やはり同じような年代の、遠藤周作さんのエッセイ、面白くて若いころよく読んでいたが、その中で遠藤さんが「なんでも『お』をつければ丁寧になるものではない。『あなた、おビール飲むウ?』ではなく、『あなた、ビール、お飲みになりますか』と言えばよい」
というくだりがあり、その時も「なぜ敬語なんだろう?」と不思議に思った記憶があるのだ。
そもそも「あなた」なんて聞いた事なかったのだ。
今も上品なご家庭ではそうなのだろうか?
サラリーマンと専業主婦というのが「普通」だった頃までは「外で稼ぐ人」が「偉かった」から?とも思ったのだが、今でもそういうご家庭はあるわけだし、でも夫に敬語で話す人なんてあんまり聞いた事ないような…。
小説の虚構?
今でもそういう人が東京にはいるのか、ぜひ知りたいものだ。大阪にはいそうにないし。
昨夜は窓を開けて寝た。少しひんやりした風が入ってきて心地よく、気持ちも安らかに眠れる気がする。エアコン入れるともちろん涼しいのだけれど、「冷えすぎては」と逆に設定温度を上げ過ぎてかえってぬるい空気を部屋に充満させてしまったり、どうも落ち着かない。
外からは雑音も入るが、家の近くに木がたくさんある場所があり、そのあたりからか秋の虫の音が聞こえてくるのも良い。外国人には、この虫の音がただの騒音に聞こえるというが本当に不思議。
これを風流と感じる感覚は大抵の日本人のDNAに組み込まれているのではと思う。源氏物語や枕草子を読んでも、千年も前の人が同じような事を書いているのだから。
「読書の秋」というが、私は本がないと落ち着かないので年中本を持ち歩いている。家でも読むけれど、電車の中でも、Facebookに飽きたり、英語学習に気がのらなかったりしたら読めるように。あるいはお出かけするならカフェで一休みするときにも必要である。
スマホがあるとそのあたりは便利で、Facebookはもちろん、英語学習アプリも入れているし、最近は電子書籍も買う。
ちょっと前の、携帯で読める電子書籍は見づらくてとても読む気になれなかったが、スマホの画面は大きいし、字の大きさも変えられるからずいぶんと楽になった。
始めは「青空文庫」でフリーのを読んでいたが、最近は気が向いたら購入している。
但し、やはりスマホユーザーは若い人が多いせいだろう、正直、若者向けの小説、ベストセラー、コミック、写真集が圧倒的。それでなければ私が読まない実用書。
カテゴリーの中に「ボーイズラブ」が堂々と載っているのが面白い。
それでも検索してみると読めるものも。いくつか推理ものや歴史ものを読んだ。案外、松本清張があったりするのだ。これは最近ドラマ化されたりするせいかもしれないが。
今日の新聞に、三浦綾子の全作品が電子化されるとの記事。楽しみである。
で、今読んでいるのが松本清張。
読んでいて疑問。
・・・なぜ、奥さんが夫に敬語で話すのか?
「あなた、・・・ですの?」
作品は昭和の初めから中ごろ、というのが多いだろう。でもその頃の年代の一人であるウチの母は父に敬語なんて使ってなかったゾ!?
これは私が北海道出身だから? 東京の(舞台は主に東京)上品な家庭の奥様は敬語を使っていたのか?
やはり同じような年代の、遠藤周作さんのエッセイ、面白くて若いころよく読んでいたが、その中で遠藤さんが「なんでも『お』をつければ丁寧になるものではない。『あなた、おビール飲むウ?』ではなく、『あなた、ビール、お飲みになりますか』と言えばよい」
というくだりがあり、その時も「なぜ敬語なんだろう?」と不思議に思った記憶があるのだ。
そもそも「あなた」なんて聞いた事なかったのだ。
今も上品なご家庭ではそうなのだろうか?
サラリーマンと専業主婦というのが「普通」だった頃までは「外で稼ぐ人」が「偉かった」から?とも思ったのだが、今でもそういうご家庭はあるわけだし、でも夫に敬語で話す人なんてあんまり聞いた事ないような…。
小説の虚構?
今でもそういう人が東京にはいるのか、ぜひ知りたいものだ。大阪にはいそうにないし。
我が家でも夫婦の間で敬語は全く使いません!
東京でも使っていたとは思えませんね~
久しぶりのコメントになってしまいました。
御無沙汰している間に、お彼岸も過ぎて、朝夕は涼しくなりましたね。
くみつぱさんは、職業柄?本を読まれるのがお好きなことですが、私も、以前は、往復の通勤電車の中で、良く、推理小説や、恋愛ものなどの娯楽的な本は、読みましたね。
あまり、堅い本は、仕事が毎日、経理関係の堅い仕事ばかりでしたから、疲れますので、もっぱら、娯楽的な本が多かったですね。
スマホはいいですねえー・・・まだ、私には廻って来ませんが・・・
敬語の話し・・・夫婦間では、あまり、縁がないかもね?
他人行儀になってしまうみたいだし・・・ね。
時代が代わって・・・男女平等になって、男の地位も低くなって来たし・・・、もう、珍しい光景だろう。
コメントらしいコメントにならないが・・・また、お邪魔させて戴きます。
本当に、びっくりするくらい涼しくなりましたね。
先週の半ばならまだ、暑い暑いと言い暮らしていたのに。
私も推理もの昔から大好きです。最近では歴史ものも。
やはり敬語を夫婦間で使うというのはなさそうですね?実際は。松本清張の作品だけではありませんがたまあに、奥さんが敬語使ってる場面に遭遇することがあり、いつも違和感をもっていました。