たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

メディアワークスの本...ビブリア古書堂の事件手帖

2017-07-14 21:08:00 | 読んだ本について
「ライトノベル」に学生時代親しんだ社会人に手に取ってもらい、またそれ以外の層にも受け入れられるような本を作っているのだそうな。

メディアワークスってなんだ?と思ったのだけど、結局カドカワだったのね。


この「ビブリア...」は、タイトルに惹かれつつもこのメディアワークスの本の一大特徴、「表紙がマンガっぽい」でちと、手が出なかったのだが。
「ジャケ買い」て言うのもあるらしいが。


偏見だった。結構、私の年齢でも面白く読める。

主人公はやはり20代ではあるが、主な登場人物は、その親世代が多く、つまりは私位。

古本を巡る謎解き、というのが新しく、またその古本も、ブラックジャックから太宰治、はたまたシェイクスピア、とバラエティーに富んでいる。

相方は新しい本しか買わないが、私はたまに古本も買う。

もう古本でしか読めないものもあるし、なんたって安上がり。
読んではみたいが、700円もかけたくない、って程度のもあるし。

しかしながら、もう老眼進んでしまって、古本だと字が小さすぎてあきらめないといけないこともあるのが切ないが。

札幌で独り暮らししていた頃から古書店にはよく行っていた。
留学前に自分の本を売りにいって、意外にも一万円以上になり驚いたことも。

大阪に越してきた頃は、駅前第3ビルにいくつもあった古書店巡り、数時間やっていた。

シドニーにもあって、たまに買っていた。
海外では、新しい本は実に高価でなかなか手が出ないものだ。重いから仕入値高いんだと聞いた。
古書でもそう安くなかったので慎重に選んだものだ。

「ビブリア...」の主人公の勤める古書店に置かれる本の描写を読んでいると、カビ臭いような、古本独特の匂いを思い出す。
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