もう1個手を進めておく。
LPC1114をmbedとして使うための書き込み環境を
整備しておく。
DIPのLCP1114は、もともと数本の配線でプログラ
ミングできるんだけど、ものぐさで有名なオイラと
しては、Arduinoくらいにサクッと書き込める環境
が欲しい。
ので、例によって、「あちゃんでいいの」と同じ
くらい簡単に配線できるアタッチメントを作る
という作戦。
買い込んでおいた部品をハンダ付け。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/55/6b513fa3865abc262eefe572a019f32f.jpg)
左は、LPC1114を挿して使う、aitendoの基板。
245円。12MHzのクリスタルが載ってる。クリスタル
は邪魔にならないように、ICソケット側に付けた。
両側の端子の穴には、Arduinoみたいな上下に色々
と繋げられる足長ピンソケットをハンダ付けして
おいた。
右は、USBシリアル変換基板と繋いでワンタッチで
書き込みするための「変換基板変換基板」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/42/97b5ae8604c6012635a45303b0a57c65.jpg)
こんな風に、ライザー基板みたいに取り付ける。
リセットボタンも取り付けてあるけど、基本は
USBシリアルからのDTR信号で自動リセットだし、
RTS信号でISPモードにも自動で入る。
USBシリアル変換基板は、Aliexで買っておいた
CH340搭載のヤツ。元々はジャンパーが5V側に
ハンダ付けしてあったので、3.3V側に直した。
(で、Vccも信号線も3.3Vになっているかをオシロ
で確認してみたら、一応全部3.3Vに切り替わってた)
LED1とLED2は付いてないので、こんな風に別途配線。
それにしても太い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/38/e8c501cd79c1e4512ea33d8f1b8ed907.jpg)
600milのICに加えて、さらに両側に1列ずつ広いので、
こんな具合。結果800mil。
そんなあたりも見越して、上側に配線できるように、
こういうピンソケット使った。
(あちゃんでいいのの時と同様)
でも、やっぱ、もう1列ずつ広いブレッドボード欲しい。
RTS信号周りは、
https://qiita.com/toyoshim/items/7b349eeaa2d9a2656144
こちらのサイトで触れられているように、抵抗を挟んで、
いざというときに事故にならないようにしておいた。
USBシリアルのRTSと24番ピンの間は300Ω抵抗で繋いで
あって、もし24番ピンの配線とこれがショートしても、
大丈夫な感じに。
で、コンパイル済みのmbed用プログラムを、USBシリアル経由
で書き込みするわけだけど、コンパイラは「bin」ファイル
を吐くのに、「Flash Magic」は「hex」ファイルしか食えない。
なので、
https://synapse.kyoto/tips/LPC1114/page001.html
しなぷすさんの「BIN2HEXGUI」というツールを利用させて
戴くことに。(ありがとうございます)
書き込みの設定は、しなぷすさんのページに書いてある
通りなんだけど、要点を自分用にメモ。
step1のところは、「LPC1114/102」「9600bps」
「None(ISP)」「12MHz」に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a5/592a68ab72dcbd9e7ab32529fc35e648.png)
あと、DTRとRTSを使って自動で書き込みする場合の設定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7b/31a27c979e5df0ecd495941520a571d1.png)
これで、あとはスタートボタン押すだけ。
9600bpsなので、結構掛かるのね…。Arduinoとメモリ
サイズは一緒なんだけど、通信速度が…。
これ、速度変えられないのかなぁ?
まぁ、そんなこんなで、LEDチカチカのプログラムを
書き込んでみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0c/4e580c76d2a8a45b58950c978d3e42d6.jpg)
写真だと見づらいけど、LEDが0.2秒ごとにトグルする。
成功成功。
リセットボタンも機能する。よし。
TX、RX使って、シリアル通信できるはずなんだけど、
https://lowreal.net/2016/02/17/3
通信する際に、DTR/RTSが動いちゃって、ISPモードに
入っちゃう恐れがあるみたいで、それはちょっと困る
んだよな。
ちなみに、
http://www.aitendo.com/product/12257
この基板にも、そのまま使えるはず。
もしかしたら、
http://www.aitendo.com/product/13948
これをDIPのICの代わりに差し替えて、書き込みできる
かなぁ、とかも考えてる。(基板がはみ出て干渉しそう)
気になってるのは、やっぱDTR/RTS周りだな。シリアル
関係のプログラム書いて実験してみたいものの、色々
やったので、また今度にしよう。
https://blogs.yahoo.co.jp/yukukawano9/9722351.html
この300mil化、いいよねぇ。
それにしても、mbed用の動作環境ばかり作っても、あまり
意味無いんだよな。1~2個あれば十分だし、何気に、
STM32 Nucleo F303K8が使い勝手良い。
あとはArduinoフォームの基板が1個欲しいんだよな。
Seeeduino Archがそのはずで買ったんだけど、メモリが
小さい。やっぱ、もうちょっとメモリ大きいやつが欲しい。
![](/images/clear.gif)
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