高濱虚子は 「土近くまでひしひしと木瓜の花」と詠んでいる。沢山の花をみっしりとつけた様子を詠ったのだろう。
この句はのように株元からどんどん枝がでて、沢山の花を着ける。切花にするのにはそんな株元の枝を使っている。
今日は、木曾と伊那谷の間にある「霧訪山・きりどうさん」1305mに誘われていたが、多分お天気は雨だろうと思い断ってしまった。この名前に惹かれていて、いつかは歩いてみたい山だった。午前中は薄日がさして何とかお天気がもった。やっぱり行けばよかったかなあと、庭に出て花を撮ったり、家でうじうじすごしてしまった。午後になって雨になった。
「バイモ」がいつもと同じ時期に咲いた。渋い花姿で、私が大事にしている花のひとつ。
<貝母・編笠百合> 原産地は中国、1700年の始めに薬用として輸入された。鱗茎が鎮咳、去淡、解熱に効果があるという。