雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

幼少期 愛情しっかり 足りてるか?!

2011-08-26 10:52:17 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常
最近ハマっているのが海外テレビドラマの「ドールハウス」。

CSのFOXチャンネルでやっているんだけど、なかなか面白い。


私は、海外ドラマってかなり好きで、古くはスタートレックのシリーズ

最近では、LOSTやフラッシュフォワードもずっと見ていた。



共通する点といえば、どれもSF。
サイエンス・フィクション、つまり空想科学が取り入れられているところかな。


今見ている「ドールハウス」は、かわいらしいタイトルだけど

そこで「ドール」のように働いているのが

人間の脳のデータを機械で書き換え、別の情報を刷り込んで

顧客にもとめられるキャラクターになって、派遣される人材。



時には誘拐犯との「交渉人」になったり、「恋人」になったり、カンフーの達人として派遣されたり…。

必要だと思われる脳のデータを組み合わせて、別の人格の人間になって送り込まれるのだ。



私が子供の時にみた特撮人形劇ドラマの「スーパー少年 ジョー90」というのに
ちょっと似ている感じ。

ジョー90というのは、サンダーバードみたいな人形のドラマで

普通の凡才少年が、メガネをかければインブットされたいろいろなデータが脳に入り

天才少年になってしまうというストーリー。


それで毎回おこるいろんな事件をその少年が解決して行くのよねー。



「ドールハウス」は、それのオトナ番みたいな感じなところが。


主人公がとってもチャーミングな女性ってこともあるけれど

派遣される内容によって全く別の人物になるので、そのギャップもおもしろい。




先日見た「ドールハウス」では、赤ちゃんを出産する時に死んでしまった母親の代役として


子供への愛情をたっぷり刷り込まれた女性になって、父親と赤ちゃんのいる家庭に派遣されていました。


その時、依頼者である父親とスタッフの会話に


「幼少期にしっかりと愛情を受けられないでいると、大人になって問題行動を起こすことが多い」「罪を犯す者の多くは、幼少期の愛情不足が人格形成に影響している場合が多い」というのがあった。

もちろん、この愛情の多くは母親から与えられるものなのだが
今回のドラマのように亡くなってしまって、それが叶わない場合もある。


その場合は、父親がいない母親の分もしっかり愛せば、健全に育つのだか
愛する妻を奪ったということで「この子を愛する自信がない」ということで
ドールハウスに「たっぷり子供に愛を注いでくれる人材」がリクエストされたのだ。

まぁ、ドラマだからね。

実際ほとんどの場合は、母親の愛をいっぱい受けて育つのが、私たち人間の自然な姿。

しかし、母親じゃなくても「しっかりと愛してくれる人」がいれば
健全に育つようです。



私には、人間の子供がいません。
ワンコはふたりいます。

その時、ふと「人間も、わんこも幼少期に受ける愛情がとても大事」だということは、いっしょだよね。

と思ったんです。


ただ犬の場合は、母犬と人間家族と両方が存在するのよね。


昨日書いた「ブログに8週齢以下で、母犬と子犬を引き離してはならない・・」というくだりがあったけれど、それも幼少期はしっかりと母犬の愛情を受け、兄弟犬と遊ぶことによって
健全な脳(心)が育成されるってことから来ているんだと思うんです。


でもこれも、引き放しは12週齢以上にするべきという意見もあって、賛否両論あるみたいです。

母犬と兄弟犬から学ぶことも確かに多い。

しかし、生後12週齢まで母犬と兄弟犬ばかりで楽しく暮らして人間に慣れていないと

それはそれで、続く人間家族との生活で問題が出てくることもあるらしい。

人間に慣れる、人間家庭に慣れるのも、早い方が順応性があるので勧める人もいます。


それも、人間家庭で母犬と同様にしっかり愛情が注がれることが条件なんしょうけど・・・・。



そういうことを考えながら、うちの2ワンコのことを考えてみた。


風は、生後約6週間で母犬から放され、うちの家に来た。

兄弟犬と遊んだ経験もない。


だけど、幼少期も今もたっぷりと私が愛情を注いでいる自信はあります。

母犬からの愛情を受ける期間は短かったかもだけど

その分、カバーできたんじゃないかなと・・・・。


問題行動もなく、本当にすくすくと育って、自慢の優良家庭犬になってくれた風ちゃん。


ちゃんと愛情が足りていたと思っています。



ただ鈴ちゃんになるとちょっと・・・・・。


いつ母犬から引き離されたのかも不明。

捕獲された時だろうけれど…。

昨年の12月下旬には、施設のケージにいたらしいので生後4週?6週?8週?なのかは不明。

そして、施設の中では全く心を開かず人間の愛情を受けつけなかったらしい。

その後の保護主さんのところで、リハビリ期間。

敵だと思っていた人間にもいい人がいるんだとここで思ってくれるようになったみたい。


うちの子になる前に、パパと風ちゃんといっしょに保護主さんのところに面会にいった。


その時、鈴ちゃんは私の膝の上で、おやつを食べてくれたのよね。

それがあったから安心して、引き取ることを決意。



1月31日から、うちの子として暮らし始めました。
その時は多分生後14週齢ぐらい。

それから今日まで、私は鈴ちゃんに思いっきり愛情を注いでいるけれど

ちゃんと届いているか不安になる時が・・・・・。


一番愛情が必要だった幼少期を殺処分待ちのケージで過ごさせてしまったこと。


その時の時間は取り返せないけれど、それをカバーできるだけの愛情が

ちゃんと今の鈴ちゃんに届いているのか。




いろんなことを鈴ちゃんにやっているけれど、
それが本当に鈴ちゃんのためになっているのか。


家の中では、意気揚々としている鈴だけど

まだまだ外に出るのをイヤがったり、車やバイクを見ると逃げ出したくなる鈴。

楽しいそうにしている時もあれば、物思いにふけっているような顔をする時もある鈴。


家の中では、オスワリもフセもマテも、オテもオカワリもスピンもターンもジャンプもできる鈴ちゃん。

でも、家の外でできるのは、オスワリとマテぐらいしかだけ。それもまだ確実じゃない。



いつもの河川公園で、しっぽふりふりで風ちゃんとじゃれあったり

楽しそうに走り回っている。

そんな場所でも食べ物をクチにできない鈴ちゃん。

なんでなの?!




愛情足りてる?!ちゃんと届いている?!



なんか考えてしまう私でした。






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