今日も日本動物心理学会にリモート参加していた風ママです。
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午前中は、口頭発表で午後からは「伴侶動物ネコの多面性」についてのシンポジウムでした。
ちなみに写真は、今朝のお散歩シーンです。
猫についてのお話もいろいろと面白かったのですが、ときどき比較対象としてイヌのことも出てきて
最近のイヌの研究のこともわかって勉強になりました。
その中で気になったのは「ギフテッドな犬の話」。
ギフテッドってなんやねん!!
調べてみると、贈り物を意味するギフト(Gift)が語源で、生まれつき突出した才能を贈られた存在ってことみたいです。
つまり、ギフテッドな犬というのは、日本語的には「天才犬」のことですね。
天才犬といえば、うちの風ちゃんがそうやったなー・・・。
今回の話でできたのは、人間が話す単語、おもちゃなどのモノの名前を、覚える才能が突出している犬のことですね。
同じトレーニングをして、すぐに名前を憶えて持って来ることができる犬もいれば、そうじゃない子もいる。
そりゃ人間でも、得意不得意がありますが、犬だってその才能が秀でている子がいるのも当然ですよね。
ある研究では「犬は平均して89個もの単語やフレーズを理解している」との発表が。
でも、ギフテッドな犬は、200語ぐらいは覚えられ、それも4回程度の社会的なやりとりで習得するとか。
うーん、ということはトレーニングだけではなく、もともとの素養が大事ってことになるのかな。
ちなみにギフテッドな犬が多いのは、頭がいいことでも有名なボーダーコリー。
ただし、研究に参加したボーダーコリーの中でも「キフテッドな犬」は、ごく一部みたいですね。
そういえば、亡き風ちゃんとトレーニング教室に行ってた時に
レッスン場がお店の中だったんですが、その店内の通路の床に置いたダンベルを持ってくるように指示をするように先生から言われて
私は「風ちゃん、ダンベル、ママのところに、持ってきて」と言ったところ
「ちょっと、犬にそんな長文の指示してどうするの。指さして“テイク”というとか・・・」と注意されたんですが
その横をすっと風ちゃんは通り抜け、置いてあるダンベルをくわえて、私のところに持ってきたんです。
「ふうちゃんは、モノの名前と、それをどうするのかという行動を伝える方がわかるんです」と言い返したことがありました。
その当時は、「犬は短い単語しか理解できない」と思われていて、指示の言葉は短くというのが定説だったんですよね。
そのせいもあって、今いる鈴ちゃんや風愛ちゃんも、モノの名前だけで指示することもあれば
行動が複数あるものに関しては、モノと行動の両方で指示しています。
例えば、「コーンまわってきて」がそう。
「コーン」だけだと、コーンをくわえようとしたり、コーンに鼻ツンしたり、ということが鈴ちゃんでありましたから。
ちなみにサッカーボールをたたくことは「サッカー」と指示しています。
まぁ、サッカーボールは、くわえて持ってくることができないから、「サッカー」でいいかなーと思って・・・。
ちなみにフガッツア先生の研究論文によると、150頭以上のボーダーコリーに対する調査で、ギフテッドな犬21頭の共通点は、「遊び好き」ということらしいです。
そういえば、うちの風愛ちゃんは、フガッツア先生のメソッドに従って教えて、Do AS I doがかなりできるようになりました。
教えたら、すべての犬が同じようにできるようになるのかな?
もしかしたら、風愛ちゃんに才能があったからかも。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。