
優良家庭犬の試験、原稿の締め切り、動物介在教育のチームリーダー、学会の大会と大忙しだった私。
やっと時間ができたのにあいにくの雨でちょっと残念な2日間でした。
こういう時間に、読みたかった本を・・・と。
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読みたかった本というのは、ブログ交流させてもらっている
海外に住むCoco Bさんがブログで紹介してくれていたこの本です。

「ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入り! 犬と話せる――その夢は、実はこんなやり方で叶う
犬は言葉を理解できる。では言葉を使うことは? 自閉症児とコミュニケーションデバイスで会話してきた言語聴覚士の著者クリスティーナは、愛する子犬ステラにそれが応用できないかと考え……。世界で初めて人間と話した犬との日々を綴ったノンフィクション!」という説明が入っている
原語ボタンを使って、飼い主と会話ができるようになった犬、ステラの話です。
最近は、論文を読むことが多く、一般向きの本なのに「手続き」はどこに載っているの?
うちの犬で再現するには、そこを読めばいいの?
と必要なところを完結に読みたい自分がいて、ストーリーがあると、話としてはわかりやすいのですが
メソッドの部分も読み込まなくちゃ見えにくい感じがしてしまう私です。
もともと私が犬の研究者になろうとしたきっかけは、チンパンジーのワシユーに研究者であるガードナー夫妻がいっしょに暮らしながら、アメリカン手話を教えて、手話で会話ができるようになったという番組を見たことにあるんです。
その時は、風ちゃんと暮らしていて、風ちゃんの心の声は、いつもテレパシーのように聞こえてきていたんですが
きちんと会話というカタチが成功したら素晴らしいな・・と思ってしまったことにあります。
しかし、イヌは、手話をするような手がありません。
もしかしたら、その手話の代用になるものが、この本に書かれている言語ボタンなのかも・・・・。
と思いながら、読み始めています。

まだ、少ししか読んでいないのですが、犬の要求行動の言語化みたいなことから、
始まっているように気がします。
鈴ちゃんの場合は、要求行動がある時に、ワンワン吠える時もあるんですが
たいていトントンと叩いてきます。
それが私の膝の時もあれば、ドアや庭への掃き出し窓の時も。
まぁそれが叩く場所によって、だいたいの要求内容はわかるんですが・・・・・。
もしかしたら、言葉がまだしゃべれない人間の赤ちゃんも、泣き出したときに「お腹がすいているの?」「トイレをしたの?」「暑いの?」「眠いの?」と要求内容を想像しながら対処しますよね。
それに似ているような気がします。
その鳴き声の理由を自分でボタンを押して、そこから「おなかすいたの」「トイレしたよ」「ねむいの」といった声が出てきたら、わかりやすいっちゃーわかりやすいですよね。
そういう感じのものなのかなぁ・・・と思いながら読んでいます。
まだ読み始めたばかりなので、しっかりと理解はしていないのですが・・・・。

先日も書いたように、犬は人間の言葉を多かれ少なかれ覚える能力がある動物です。
風愛ちゃんも、「この言葉を覚えてもらおう」と私が教えた言葉と行動は、確実に覚えれようになっています。
そんな今だから、自分の研究にも活用できないでしょうかね。
実践研究としてトライしてみる?!

でもまずは、フガッツア先生から、Do AS I doの合格をもらわないとね。
風愛ちゃん、そろそろお勉強しよかね。

最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。