The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

法華経の細道

2023-11-06 08:44:54 | 世界経済
 小さな私は、それでも法華経を知りたかった、あの大寺に白衣の老人がいて一日中、大乗仏典を読んでいた、私を見ると、
 「しみいるようなほほ笑みを浮かべた」

 「我法王となりて 法において自在なり」
 これは、
 「我がものと思えば軽し 傘の雪」か。
 「宝樹 多華果」
 大学院で、ちょっとSanskritをやったが、漢字は千年をジャンプする、本質を貫く、
 「大変な財産のはずだ」
 さすが明治の文人は分かっている、いや分かっているひとがいた、

 叡山があり、
 「紀の国の 高野の奥の古寺に 杉の雫を 聞き明かしつ」

一色一香 無非中道

2023-11-05 10:44:15 | 世界経済
 小学6年生になって、
 「これでは あんまりだな」

 「一切天人」である、違ったもんにしようか、なにかないかな、
 「そうだ これがいい」

 「一色一香 無非中道」、だれが訳したか、羅汁か、この「色」は「色即是空」の「色」であろう、究極の意味は「すべてのモノとコト」、その「色が空」、この空は「すべては 関係と原因による」、「万古不易はない」。

 一色としたから一香にしたんだろう、一香としたので一色にしたか、漢民族のセンスが花開いている。

 その頃は、そんな一句に親しんでいた。




少年の日の思い出

2023-11-03 10:32:18 | 世界経済
 塔婆を書かされた、ただし、裏・ウラ、ずいぶん書いた、数百いや千を超えている、おかげできらいになった、それまでは、「始平公造像記」がどうの「隷書」がこうの、すっかりイヤになった、
 「どうせ、風呂のタキツケだ」

 書いた経文は、
 「一切天人 皆応供養」
  いっさいはてんにん かいおうくよう

 「ネコもしゃくしも 天人か」
 なにも考えずに書いた書いた書いた、
 「それが かなっていたのかもしれない」


 


終 道教対大乗仏教

2023-11-02 10:43:15 | 世界経済
 漢民族の 原始道教の脅迫信仰の流行を食い止めたのは、やはり、大乗仏教の定着であろう、奈良仏教はともかく、平安・鎌倉で、この列島の津々浦々に行きわたった、日蓮は、
  念仏 無間
  律  国賊 
  真言 亡国  
  禅  天魔  
 それと、山岳宗教の山伏たちがス-パースターの役割を演じた、これによって、列島の大患を克服することができた。

 しかし、強力な武器は、心中の災いにもなる、
 「次のステージでは どうなるか」


7 道教の流行

2023-11-01 09:30:03 | 世界経済
 少年時代の一時期、10万石の格式の大寺に出された、住職の夫人は芸者出身、鉄火な気性で、フツウのオトコでは対処できなかった、それに大酒のみ、目の前で、
 「ゴクリ ゴクリ」

 坂の下の店まで買いに行かされた、9歳の子供には一升ビンは重い、ひったくるように受け取り、
 「グビリ グビリ」
 そして、クチビルに指を当て、
 「御前様には ナイショだよ」

  もどってくるとまたお使い、 思わず、
 「なぜ 一度に言ってくれないんだ」
 すると、
 「それもこれも おまえの修行のためなんだよ」

 当時、シャケの切り身は7~80円、東京のデパートで買った5~600円のヒトキレをネコにやっていtる、
 「ネコは ものが言えないからかわいそうなんだ」
 そんなもんだろうか。

 御前様が亡くなると寺を追い出された、その後、どうなったんだろう。
 
 

 

6 鴎外と啄木

2023-10-31 09:56:41 | 世界経済
 1945年㋇15日の前後、政府の機関や研究所からケムリが上がったという、
 「重要な文書を焼却したのだ」
 この国を近代国家にするために行った様々の処置、当然、大逆事件の記録もあったのだろう、ところが、その一部が古書店に売りに出された、タイヘンに高価だったが、これを手に入れた人は大逆事件研究の第一人者になった、

 ところで、当時、この事件の真相を見抜いていた人がいた、それは、
 「石川啄木」
 朝日新聞にいた啄木は弁護士のカバンの資料を読破して、この事件が、
 「政府のデッチアゲであることを見抜いた」
 啄木はただの歌人ではなかったのだ。

 石川啄木、
 「この国は ダメだ」

 鴎外とは、なんという違いであろうか。





5 森鴎外の致命的な過失    

2023-10-29 09:30:22 | 世界経済
 森鴎外の「安寿と厨子王」は人買いに拉致されるのだが、彼らこそが。このグループであろう、東大寺の文書の中に人身売買の古文書があるようだ、この森鷗外も不思議な人物だ、タイヘンな出世をしたのだが、二つの失敗、
 1、カッケの治療
 2,大逆事件の介入

 森はドイツ医学でカッケの原因をウィルスとした、そのため兵士がバタバタと倒れた、海軍は「ムギメシを食べさせた」、カッケの被害は無かった、森の浅慮であろうか。
 外国留学をした森鴎外は社会主義運動にも知識があり、その対策について政府に献策した、その結果が、あの容赦のない処刑であろう。

 その反対が徳富蘆花で、
 「彼らは 愛国者である 本当の志士である」
 だが、結果は無残なもの、処刑された大石せいの助は。
   わがために 泣くひとありと ききし時
      とめどころなく なみだこぼれぬ
   わがむくろ けむりとなりて はてしなき
      かのおおぞらに かよい行くかも 

 たいへんな出世をした森鴎外,死に臨んで、
 「一個の私人として死にたい」

 これは、原始道教の呪詛かもしれない・・・

    

4 原始道教の流行

2023-10-28 09:00:05 | 世界経済
 原始道教の脅迫信仰は、この列島で流行し、猖獗を極めたようだ、日本人の先祖は、
 「これだけは ダメだ」
 「これだけは 広めてはいけない」

 どんなところで流行ったか、
 1,アウトロウの世界
 2、差別社会
 3、売笑の世界
 4,仏教寺院・・・

 「人魚のミイラ」は1であろうか、遊女や遊郭はこれの産物か、そして、
 「僧侶や寺」・・・

3 これが道教

2023-10-27 09:15:34 | 世界経済
 実をつけなくなった柿の木に美しく着飾った子供を上らせて、下では、ギラギラの鎌や鉈・ナタを持ったオトコが、
   成るか成らぬか
   成らねば切るぞ
 上で子供が
   成ります成ります

 この儀式を行うと、 
 「実を結ぶようになる木があった」

 そんなことがあるのか、長い間、疑問だった、
 「それなら式神は 実在することになる」
 ラジオから、
 「実をつけなくなった果樹は ちょっといじめると再び実の なるコトがある」
 精妙なシステムの利用であろうか。

2 原始道教の脅迫信仰

2023-10-26 09:42:34 | 世界経済
 ロシア寄りの重職が解任された、これはアメリカとの外交を修復する布石らしい、なかな科の一手、
 「これが 中国なんだろう」

 己と己一族の繁栄のためならなんでもする、それが、漢民族の根本、これによって天地を支配する、
 「人間世界は当然」

   テルテルボウズ テルボウズ
   アーシタ テンキニシテおくれ
 もし天気にしなければ、
   おまえのクビを
   チョンときるぞ 
 テル法師は。道教の下位の神、これは、
 「神を おどしているのだ」

 神でさえこうなのだから周辺の人々はどうであったか。