The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

氷上のエレガンス・荘厳なSkating

2010-03-25 06:07:38 | Weblog
 バンクーバの前の冬季オリンピックで荒川選手が金メダルを取ったのであるが、この時ほど、日本人の容貌・容姿が関心を集めたことはない。

 フィギュアスケートは冬季オリンピックのハイライト、この競技には、バレエやダンス・クラッシク音楽の素養が必要であり、そして、これこそがヨーロッパ文化のエッセンス、だから、ヨーロッパ以外の女性には、極めて不利であった。

 勝れた容貌・容姿をアッピールしなければならないフィギュア・スケートは、日本の選手には不利であるとされてきた、日本の荒川は166cm、比較的、手足が長い、ロイター通信は、
 「荒川は、ほぼ完璧な演技で五輪史に名を刻んだ」
 AP通信は、
 「彼女は、氷上のエレガンス、スパイラルは極上でskatingは荘厳であった」

 ニューヨークタイムズは、
 「荒川は落ち着いているように見えた、それが、金メダルをもたらした」

 彼らには、大人のオトコの冷徹な目と美しいものを尊敬する少年のようなこころがある、だから、機械人形のように跳んだりはねたりする演技ではなく、日本の女性の、しっとりと落ち着いた浮世絵のような姿に魅了されたのではあるまいか。