The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

正月の一般参賀

2013-10-12 16:03:55 | Weblog
                           
 正月の二日に一般参賀があるのだが、驚くほど外人が多い、私は、たんなる観光かヒヤカシぐらいかと思っていた。

 だが、世界の二大権威の片方、ぜひ、お目にかかりたい、そういう動機もあるのではなかろうか。

 3年前に参賀したが、持ち物検査にボデイ・チェック、変なものは持っていかないほうがいい、男は男が、女性は女性がボデイ・チェック、
 「ポケットになにか入れてますね」
 「いいえ」
 「丸いものがゴロゴロしてます」
 「それは、わたしのナニです」
 「ナニというと、なんですか」
 「いうんですか」
 「キケンブツやバクハツブツは、ダメなんですよ」
 「キケンじゃありましぇーん、バクハツはプチ・バクハツでーす」
 「なに、いってるんですか」
 腹を立てた係官、
 「ムンズ」
 「ギャアー」

 アラブ系の男性が、いやがりもせずに素直に従っていたのには驚いた、これは、実は、イヤなもんだ、それでも参賀をしたい、うれしいじゃあーないか、これが、彼ら・イスラームの人々が、日本の天皇を、どー思っているかの、ひとつの答えかもしれない。

 参賀が終り、ゾロゾロと出口に向かう、前には、台湾からの老夫婦、一生の願いが実現した、
 「これで、思いのこすことはありません」

 しみいるような銀色のほほえみ、皇居の緑がまぶしい。