先日、テレビでローマ帝国とエジプトの関係をやっており、シーザーとクレオパトラについても触れていた。
クレオパトラはプレトマイオス朝の女王で、プトレマイオス朝はギリシア系の王朝、なお、クレオパトラとは「父の栄光」を意味する。
調べてみるとBC69年に生まれてBC30年に亡くなっていた、すると39年間の生涯ということになる。
王家の混乱と骨肉の争いのうちに即位したクレオパトラは、その美貌が伝えられている、その彼女の瞳の色はエメラルド色・緑色だったという。
これは、ちょっとした発見である、当時のエジプトにとって、プトレマイオス朝は征服王朝であり、あのアレキサンダーによって成立したもので、支配者の一族はギリシア人、その瞳の色が褐色ではないということは様々のヒントを与えてくれる。
そのうちのひとつは、ゼウスやアポロンも青い瞳ではなかったかということ、ギリシアの神々のイメージが広がっていく。