日本農業新聞e農ネットに「米需給の改善期待 価格動向を注視 西川農相 (2014/11/1)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
西川公也農相は31日の閣議後会見で、2014年産米の需給は「青死米が多く出ている。全体の需給は締まっていく」との見通しを示した。
最新の作況指数は101、作柄は「平年並み」だが、主食用米の供給量は9月時点の推計より減る見通し。
低迷する米価の好転材料になるとみて、「価格にも影響が出る」と指摘した。
農家の収入減には、現行の収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)を中心に対応しつつ、価格の推移をみて検討する考えを示した。
農水省は、品質が劣り精米過程で取り除かれる「青死米」によって最大17万トン程度、供給量が減ると試算する。
さらに、粒が小さく主食用米として通常の流通に乗らない分が3万トン程度出てくると見込む。
こうした見通しから、西川農相は「需給は締まる状況になると思う」と強調。
9月の相対取引価格は全銘柄平均価格で60キロ当たり1万2481円で、農水省が調査を始めた06年産以来、最安値となっているが、「(需給が)締まっていくと価格にも影響が出てくる」との見通しを示した。
需給改善に期待を寄せる一方、今後の価格動向は「スタート時点の概算払いがあまりにも低かった。この影響を引きずると思う」と指摘。
「商系の米は早く売りさばきが終わると思う。農協の集荷した米がどういう価格で動くか、慎重に見ていきたい」と述べた。
農家の収入減については「今のところはナラシ対策を中心に、(米の固定払い、10アール当たり)7500円の年内支払いをやっていきたい」と説明。
現行対策を軸に対応する方針だが「よく推移を見ながら対応を考える」と引き続き価格動向を注視する考えを示した。
というもの。
結果から推測されている、場当たり的な解釈と説明。
問題となっている、根本的な部分については、1歩も進まないまま。
末端の売り場や、安売りで飲食店などに売り込んでしまった生産者などは、これからどうするのだろうね。
需給が締まってきたとしたら、価格を上げるのかな?
安いまま、価格も上げられないまま、これからも、仲間同士の潰し合いを続けて行くのかな?
見ものだな。
冷たく静観していようと思う。
内容は以下の通り
西川公也農相は31日の閣議後会見で、2014年産米の需給は「青死米が多く出ている。全体の需給は締まっていく」との見通しを示した。
最新の作況指数は101、作柄は「平年並み」だが、主食用米の供給量は9月時点の推計より減る見通し。
低迷する米価の好転材料になるとみて、「価格にも影響が出る」と指摘した。
農家の収入減には、現行の収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)を中心に対応しつつ、価格の推移をみて検討する考えを示した。
農水省は、品質が劣り精米過程で取り除かれる「青死米」によって最大17万トン程度、供給量が減ると試算する。
さらに、粒が小さく主食用米として通常の流通に乗らない分が3万トン程度出てくると見込む。
こうした見通しから、西川農相は「需給は締まる状況になると思う」と強調。
9月の相対取引価格は全銘柄平均価格で60キロ当たり1万2481円で、農水省が調査を始めた06年産以来、最安値となっているが、「(需給が)締まっていくと価格にも影響が出てくる」との見通しを示した。
需給改善に期待を寄せる一方、今後の価格動向は「スタート時点の概算払いがあまりにも低かった。この影響を引きずると思う」と指摘。
「商系の米は早く売りさばきが終わると思う。農協の集荷した米がどういう価格で動くか、慎重に見ていきたい」と述べた。
農家の収入減については「今のところはナラシ対策を中心に、(米の固定払い、10アール当たり)7500円の年内支払いをやっていきたい」と説明。
現行対策を軸に対応する方針だが「よく推移を見ながら対応を考える」と引き続き価格動向を注視する考えを示した。
というもの。
結果から推測されている、場当たり的な解釈と説明。
問題となっている、根本的な部分については、1歩も進まないまま。
末端の売り場や、安売りで飲食店などに売り込んでしまった生産者などは、これからどうするのだろうね。
需給が締まってきたとしたら、価格を上げるのかな?
安いまま、価格も上げられないまま、これからも、仲間同士の潰し合いを続けて行くのかな?
見ものだな。
冷たく静観していようと思う。