日本農業新聞e農ネットに「14年産米 保管数量30万トンに 売り急ぎ防止対策で 全農が見通し (2015/3/22)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
2014年産米の需給改善に向けた売り急ぎ防止対策に伴う保管数量が、当初の20万トンを上回る30万トン近くになる可能性があることが分かった。
当面の需給を引き締めるために来年10月末まで一時保管する取り組み。
販売は11月以降になるものの、古米を使う実需者のニーズをつかんだことで保管数量が積み上がったとみられる。
売り急ぎ防止対策は、国が昨秋に打ち出した14年産米の緊急対応の一つ。
米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)を活用し、民間が長期計画的に販売する米の保管料などを支援する。
保管対象量は20万トン程度としていた。
国が6月末の米の民間在庫量を230万トンと高い水準を見通す中、JA全農は在庫水準の引き下げに向けた取り組みに着手。
長期計画的な販売に向け、主食用米の受け渡し期限の設定方法を柔軟にした。
例えば従来、10月末に設定してきた主食用米の期限を翌年3月に変更するなどして買い手の保管料の負担を軽減するとともに、確実な需要先への供給で市場への出回り量の調整につながるよう進めている。
全農は「最近では米の貯蔵施設の機能も上がって(品質が保持されるので)コンビニや外食企業などから古米を残してほしいという声がある」などと説明。
古米活用を希望する需要者との確実な結び付きの実現で、保管対象数量が「20万トン(以上)、もしくは30万トン近くになるかもしれない」とみる。
さらに180万~200万トンとみる適正在庫水準の実現に向け、全農は飼料用米の推進を含め「きめ細かく対応したい」としている。
米穀機構は21日までに、米の売り急ぎ防止支援事業への申請が17産地から11万5480トンあったと発表した。
JA全農などが申請した、1月末までの第1期の集計で2、3月の出荷契約分は含まれていない。
同機構は4月末までにさらに10万トン程度あると見込む。
産地別では北海道が最大の2万3130トン。
栃木県が1万8550トン、宮城県が1万5930トンと続いた。
というもの。
すらすらと読んでしまうと、何も感じなかったのだが、「古米を使う実需者のニーズ」っていうのは、やっぱり業務用店なのだろう。
という事は、それだけ「新米」は、動かなくなるという事。
結局は、何も解決にはなっていないばかりではなく、悪い状態になっているのでは?
内容は以下の通り
2014年産米の需給改善に向けた売り急ぎ防止対策に伴う保管数量が、当初の20万トンを上回る30万トン近くになる可能性があることが分かった。
当面の需給を引き締めるために来年10月末まで一時保管する取り組み。
販売は11月以降になるものの、古米を使う実需者のニーズをつかんだことで保管数量が積み上がったとみられる。
売り急ぎ防止対策は、国が昨秋に打ち出した14年産米の緊急対応の一つ。
米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)を活用し、民間が長期計画的に販売する米の保管料などを支援する。
保管対象量は20万トン程度としていた。
国が6月末の米の民間在庫量を230万トンと高い水準を見通す中、JA全農は在庫水準の引き下げに向けた取り組みに着手。
長期計画的な販売に向け、主食用米の受け渡し期限の設定方法を柔軟にした。
例えば従来、10月末に設定してきた主食用米の期限を翌年3月に変更するなどして買い手の保管料の負担を軽減するとともに、確実な需要先への供給で市場への出回り量の調整につながるよう進めている。
全農は「最近では米の貯蔵施設の機能も上がって(品質が保持されるので)コンビニや外食企業などから古米を残してほしいという声がある」などと説明。
古米活用を希望する需要者との確実な結び付きの実現で、保管対象数量が「20万トン(以上)、もしくは30万トン近くになるかもしれない」とみる。
さらに180万~200万トンとみる適正在庫水準の実現に向け、全農は飼料用米の推進を含め「きめ細かく対応したい」としている。
米穀機構は21日までに、米の売り急ぎ防止支援事業への申請が17産地から11万5480トンあったと発表した。
JA全農などが申請した、1月末までの第1期の集計で2、3月の出荷契約分は含まれていない。
同機構は4月末までにさらに10万トン程度あると見込む。
産地別では北海道が最大の2万3130トン。
栃木県が1万8550トン、宮城県が1万5930トンと続いた。
というもの。
すらすらと読んでしまうと、何も感じなかったのだが、「古米を使う実需者のニーズ」っていうのは、やっぱり業務用店なのだろう。
という事は、それだけ「新米」は、動かなくなるという事。
結局は、何も解決にはなっていないばかりではなく、悪い状態になっているのでは?