８時間

１０時から１８時まで。
なんと８時間にわたって、ずっと「超米屋」について、米業界の新聞である「商経アドバイス」に説明していた。

取材してくれた記者も、「超米屋」の考え方と計画の大きさには驚いていた。
米業界が一新してしまうからだ。

「出来れば・・・」
そう思われてしまうのも判る。

「超米屋」の考え方は、米業界だけに留まってはいない。
業界を平気で飛び越えている。

誰も考えなかったと思う。
想像すら出来なかったと思う。
考えたとしても、実行は不可能なはず。
限りなく理想論に近い。

それを、自分１人だけで考え、今実行しようとしている。
「失敗」は、西島豊造の「死」。
自分は、業界で存在できなくなる。

正直、まだ１０年は、自分を必要とする産地はある。
それを考えれば、自殺行為に近い。

でも、米業界の現実を考えれば、今実行しなければならない。
今やらなければ、間に合わない。
新しい時代を作れない。

それが判っているから、実行しようと考えている。