こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

JA小松市での資料

2015年12月10日 18時11分49秒 | Weblog
12月14~15日
石川県JA小松市で「消費者が求めるお米とブランド米の必要性」という講演をする。
さらに、JA小松市の新ブランド「えちゃけなコシヒカリ」のブランド化計画についての打ち合わせもすることになっている。

コンテストの開催地であったことから、コンテストに入賞して、販売に弾みをつけようとJA小松市としては考えていたようだが、正直、遠くからその計画を見ていて、「甘いなぁ。無理ムり」と思っていた。
結果としてコンテストに入賞できなかったことで、全ての計画は不可能となってしまった。
ブランド化するということについて、残念ながら甘すぎると言える。

よって今回自分は、今までJA小松市が考えていたブランド化計画を破棄して、1からブランド化計画を作り直すために行くのである。
そして、そのための講演資料を、今日の午後メールで送った。

いろいろな産地で話していた講演内容の合体であるが、相当ショックな内容となっていると思う。
初めてブランド化を考えている産地に提案する内容としては、ハードルが高すぎていることは理解している。
しかし、現実問題として、ゆっくりと階段を上っている時間は無い。

JA小松市と生産者は、これが理解できるだろうか。
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1ヶ月1回で

2015年12月10日 17時00分18秒 | Weblog
午後から取材を受けていた「A&Aライスマーケット」は、来年1月から、1ヶ月1回となりますが、自分が原稿執筆することになりました。

執筆内容については全然決めていませんので、これからとなります。
でも、自分の発信ですので、産地情報、ブランド化情報、新品種情報、超米屋などについて書いてみようかなと思っています。

ご期待ください。
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午後から取材

2015年12月10日 11時48分07秒 | Weblog
今日の午後「A&Aライスマーケット」の取材がある。

「A&Aライスマーケット」は、過去に2回、新年号の企画でインタビュー記事が出ている。(前回は2013年の新年号)
ということもあり、久しぶりの新年号での記事となる。

インタビュー内容については、全然聞いていない。
でも新年号ということなので、少しでも明るい内容になればよいのだが・・・

「超米屋」についても記事になると嬉しいんだけど、また8時間は体力が持たない。
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道産米エース・ゆめぴりか食味コンテスト 新砂川農協が初代王者

2015年12月10日 11時37分32秒 | Weblog
北海道新聞Webに、「道産米エース・ゆめぴりか食味コンテスト 新砂川農協が初代王者 12/10 07:00」という記事が出ている。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/agriculture/1-0211511.html

記事内容は、以下の通り
道産ブランド米の代表格となった「ゆめぴりか」のおいしさを産地間で競う「第1回ゆめぴりかコンテスト」全道大会が9日、札幌市内のホテルで開かれ、新砂川農協が初代「最高金賞」を受賞した。

生産者団体や農協、ホクレンなどでつくる「北海道米の新たなブランド形成協議会」が初開催し、道内7地区の代表が出場。
冒頭で、同協議会の東広明会長が「道外で新たなブランド米が次々と誕生し、ゆめぴりかはもっと上を目指す必要がある。
技術を競い合い、産地の結束を強めておいしさを追求したい」と狙いを説明した。
審査は、北大農学部の川村周三教授ら8人が各地区のご飯を試食するなどした。

砂川市と空知管内奈井江町にまたがる新砂川農協は、約50戸が取り組む特別栽培米で挑んだ。
川村教授は「甲乙付けがたかったが、粘りと軟らかさのバランスがわずかに新砂川が秀でていた」と講評。
同農協特別栽培米生産組合の加藤勉組合長は「受賞は生産者にとって何よりの励みだ。
コシヒカリの(新潟県)魚沼と同様、『ゆめぴりかの新砂川』と言われるような産地を目指したい」と笑顔で語った。

ホクレンなどは12月下旬、同農協のコメのみをパックした「最高金賞ゆめぴりか」を道内小売店で100トン限定で発売する。
というもの。

地域コンテストで、個人生産者の「ゆめぴりか」が優勝すればするだけ、ブランド米としての価値が下がり続けている「ゆめぴりか」。
この「ゆめぴりか」の復活のためには、絶対に必要なコンテストであった。

よって「北海道米プロジェクト」を進めている自分にとっては、JA新すながわに、どうしても「最高金賞」を受賞してもらいたいとは思っていた。
でも、どこかのコンテストのように、裏があるコンテストではなく、動画からも判るように、オープンで公平に審査されている。

全ては実力。

そこで必要なのは、個人コンテストでは優位に働く、部分的に秀でている特徴ではない。
川村教授が言っているような「粘りと軟らかさのバランス」なのである。
しかし、これが判り辛く、審査としても難しい。

なのだが今回、その難しい部分が評価された。
これは、自分にとっても嬉しい受賞。

故人との約束の一つが、やっと達成できた。
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「ゆめおばこ」ブランド化

2015年12月10日 10時38分46秒 | Weblog
速報。

11月25日に秋田県大曲市で開催された、JA秋田おばこ主催の「秋田おばこ米2015」の講演の中で、おばこ管内で栽培することに意味がある「ゆめおばこ」の必要性を話した。

「ゆめおばこ」は、今年デビューした秋田県の新品種「つぶぞろい」「秋のきらめき」とは異なる特徴で、秋田県の「ひとめぼれ」的存在のお米。
実力は青森県の新品種である「青天の霹靂」に負けない。
「ゆめおばこ」という名前からも判るように、おばこ管内で良さが出る。
しかし、なぜか生産者がそれに気が付いていない。

なので講演の中で、「あきたこまち」との差別化として、「つぶぞろい」「秋田きらめき」との住み分け、「青天の霹靂」をターゲットにした戦略として、ブランド化するべきだと説明した。

さすが、JA秋田おばこの生産者である。
「なら、栽培する」と手を挙げてくれた生産者がいるので、JA秋田おばことして取り組みたいので、打ち合わせをしたいと、先ほど連絡があった。

来年1月には、JA秋田おばことブランド化計画を立てる予定。

「超米屋」を実行するためには、どうしても欲しかった、地域差別化品種。
間に合ってよかった。
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