こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

「A&Aライスマーケット」の記事を書き始める

2015年12月29日 13時24分01秒 | Weblog
今晩から、A&Aライスマーケット誌で来年から掲載されるコラムを書き始めようと思っている。

どんな内容にしようか、どんなことを伝えようかと、色々と試行錯誤している。
実はこの数日の、がっちりとした投稿記事は、それの練習という感じで書いていたのである。

次世代型の米屋「超米屋」については、たぶん記事となるだろうから、コラムでは書かない予定。
しかし「超米屋」は、まだまだ随時変化して行っているので、「超米屋」に付随する情報は書きたいと思っている。

でも基本的には、今起きている事象などについてを、積極的に書いていこうとは考えている。

マックスの文字数1700文字だったかな。
文字数は調整するからということだったから、あまり覚えてない。
1700文字と言うことは、原稿用紙4枚強。
突っ込んで書いてしまうと、文字数が足りないな。

ショートの記事でも良いみたいだから、いろいろと書いて、使えるものを使ってもらうことにする。
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「粘り」という表現

2015年12月29日 11時07分45秒 | Weblog
「コシヒカリ」は「粘りが強い米」と言われているが、それは正しい表現なのだろうか。

始めから「粘りが強い米は?」として質問すると、「ミルキークイーン」「ゆめぴりか」「淡雪こまち」などの低アミロース米が答えとして帰ってくる。
そこに「コシヒカリ」が入ってくることはあまりない。
しかし「コシヒカリ」の特徴として言うと「粘り」は出てくる。

当たり前のこととして、「ミルキークイーン系の粘り」と「うるち米の粘り」はイコールではない。
なのに、それが現在は、同じ様に表現されている。

「魚沼コシヒカリだから粘る」という表現は間違い。
「ミルキークイーンだから粘る」は正解。
自分ですら、「違うのに」と思いながらも、表現を持っていないから使用している。

ワイン等や違う食材では、こういう違いは、お米よりも明確に区別されているし、様々な表現を持っている。
であれば、お米業界としても、表現をもっと見つけて、正しく表現するべきではないのかと思う。

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まだ弱い

2015年12月29日 10時20分22秒 | Weblog
昨日夕方に、島根県農業協同組合営農生活本店 米穀園芸部米穀課より、石見銀山地区本部・隠岐地区本部・島根おおち地区本部の、3地区本部を1つにまとめたパンフレットの作製について、確認メールが届いた。

確認項目は3つ。

1つ目は、「JAしまねの考え方と3地区本部のブランド化計画」というページについて。
パンフレットには、他の産地にはない「JAしまねの考え方と3地区本部のブランド化計画」というページをつけてもらうことになっている。
ブランド化であるとか、トップブランドと言っていながらも、1年間何もしてこなかった。
計画して実行していれば、数分で書き上げることが出来るはずなのだが、やってこなかったのだから、書きたくても何も書けないというのが現実だと思う。
他の産地を参考にしたくても、計画をパンフレットに入れている産地は無い。
かなり苦労しているとは思うのだが、その内容については、年明けにメールで送ってくるらしい。

問題になったのが2つ目の、パンフレットに掲載する品種の数。
自分としては、自分たちのが取り扱っている3地区本部のお米を掲載してほしいとお願いしている。
しかし
「消費者に特徴が伝わりやすいよう・伝えやすいように以下の
・石見銀山(ご神木つや姫/特栽)
・隠岐(藻塩米コシヒカリ(ジオ/特選))
・島根おおち(ハーブきぬむすめ)
の3品種のみに絞ってはという話になりました。
(島根のこだわり米部門においても、この3商品をトップブランドへという流れもあります。)
とメールには書かれていた。

これがブランド化を始めた時であるのなら、特に問題視はしない。
第一弾、第二弾とステップを踏めば良いからである。

ブランド化計画のスタート時では、3地区本部のセット販売ということも検討していた。
産地側としては、それも考えていて、1地区本部1品種というパンフレットを考えているのかもしれない。
しかし、この1年間を棒に振ってしまった結果、他の産地のブランド化が進んでしまっていて、確実に追い抜いてしまっている産地も出ている。

この前自分のブログで、売り場の棚数の話をしたと思うが、抜かれるということは、売り場の棚を失うということ。
タイミングを逃した今となっては、1地区本部1品種という考え方では、「扱うか扱わないか」という選択肢を与えているようなものだと思う。
「棚を失う=産地の死」という考え方が、まだ弱いと思う。

3つ目は、3地区本部のお米と、朝食、昼食、夕食との関係なのだが、これについては食文化の違いがあるようだ。
なので、今回のパンフレットでは、無理をしてまで書くことは避けることにする。
そのかわり、お米に合う料理かおかずを探してもらうことにした。

動くことは無いだろうと諦めていた産地が、やっと動き出してくれたことは嬉しい。
しかし、もったいない1年間だったということは変わりがない。
産地が受けたダメージも軽くは無いし。

始めから動けていれば・・・
悔やんでも仕方はないが。
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