いまだに「5kg買えば○○○○円で、10kg買うと○○○円安い」という売り方が多い。
しかし、この売り方は、消費者にとって「お得」なのだろうか。
腐らないもの等であれば、確かに「お得」なのかもしれない。
でも、時間とともに鮮度・味が落ちていく食品では、食べきってしまうのであれば良いのだが、そうでなければ、必ずしも「お得」とはならないと思う。
お米は、果たしてどちらであろうか。
ずっと味が落ちないものであろうか。
それとも、日々味が味が落ちてしまうものなのだろうか。
どこかの政治家が備蓄米を食べて、「美味しくない」みたいな発言をテレビで言っていた。
政治家としてどうなんだという気持ちがありながらも、それが正直な答えなのだと思う。
「子供がご飯を食べない」という親から、相談を受けることが何度も繰り返されている。
子供に聞いてみると、ご飯を食べるのが嫌いではないという場合が多い。
では、なぜ食べてくれないのか。
原因は縁故米でもらったお米を、数か月かけて食べている家庭の子供。
安いからと言って、まとめ買いをしてしまっている家庭の子供たちに、お米嫌いが多いのだ。
つまり、精米してから日数がたってしまって味が落ちているお米を、不味いのに我慢して食べさせられている子供たちが、お米嫌いとなっているのだ。
産地からすれば、「お米をあげれば喜んでくれる」と、安易に思っているようだ。
しかしは現実、消費地の1ヶ月の消費量は4kgにも達していない。
そこに30kgを送ってしまえば、日々味が落ち続けているお米を、6か月以上食べ続けることになるのだ。
親であれば、「○○さんからもらったお米だから」と判っているので、ある程度は我慢して食べることが出来るだろう。
しかし、そういうしがらみが関係ない子供からすれば、不味いものは不味い。
食べたくないものは、食べたくないのである。
子供のために。
孫のために。
と、縁故米としてお米を贈っている生産者は、反省するべきである。
自分の愚かな行為で、大切な孫たちが、「お米嫌い」となっているかもしれないのだ。
故郷に遊びに来た孫が、パンばかりを食べているとしたら、自分のせいだと思った方が良い。
どうしても自分が作ったお米を、食べてもらいたいと思うのであれば、毎月、精米したてのお米を5kgだけ贈ってあげた方が良いと思う。
そして、スーパーや産直で、お買い時だからと、まとめて買っている消費者と、そういう買い方を推進している業者も、自分のことしか考えていないと反省するべきだ。
どんなに「美味しい」と言われるお米を作ったとしても、それを食べる子供たちが、既に「お米嫌い」となってしまっているのであれば、あまりにも無意味すぎる。
「美味しいものを味が落ちる前に食べきる」
料理やスイーツなどでは当たり前のこと。
なぜお米だけ、その考え方にならないのだろうか。
しかし、この売り方は、消費者にとって「お得」なのだろうか。
腐らないもの等であれば、確かに「お得」なのかもしれない。
でも、時間とともに鮮度・味が落ちていく食品では、食べきってしまうのであれば良いのだが、そうでなければ、必ずしも「お得」とはならないと思う。
お米は、果たしてどちらであろうか。
ずっと味が落ちないものであろうか。
それとも、日々味が味が落ちてしまうものなのだろうか。
どこかの政治家が備蓄米を食べて、「美味しくない」みたいな発言をテレビで言っていた。
政治家としてどうなんだという気持ちがありながらも、それが正直な答えなのだと思う。
「子供がご飯を食べない」という親から、相談を受けることが何度も繰り返されている。
子供に聞いてみると、ご飯を食べるのが嫌いではないという場合が多い。
では、なぜ食べてくれないのか。
原因は縁故米でもらったお米を、数か月かけて食べている家庭の子供。
安いからと言って、まとめ買いをしてしまっている家庭の子供たちに、お米嫌いが多いのだ。
つまり、精米してから日数がたってしまって味が落ちているお米を、不味いのに我慢して食べさせられている子供たちが、お米嫌いとなっているのだ。
産地からすれば、「お米をあげれば喜んでくれる」と、安易に思っているようだ。
しかしは現実、消費地の1ヶ月の消費量は4kgにも達していない。
そこに30kgを送ってしまえば、日々味が落ち続けているお米を、6か月以上食べ続けることになるのだ。
親であれば、「○○さんからもらったお米だから」と判っているので、ある程度は我慢して食べることが出来るだろう。
しかし、そういうしがらみが関係ない子供からすれば、不味いものは不味い。
食べたくないものは、食べたくないのである。
子供のために。
孫のために。
と、縁故米としてお米を贈っている生産者は、反省するべきである。
自分の愚かな行為で、大切な孫たちが、「お米嫌い」となっているかもしれないのだ。
故郷に遊びに来た孫が、パンばかりを食べているとしたら、自分のせいだと思った方が良い。
どうしても自分が作ったお米を、食べてもらいたいと思うのであれば、毎月、精米したてのお米を5kgだけ贈ってあげた方が良いと思う。
そして、スーパーや産直で、お買い時だからと、まとめて買っている消費者と、そういう買い方を推進している業者も、自分のことしか考えていないと反省するべきだ。
どんなに「美味しい」と言われるお米を作ったとしても、それを食べる子供たちが、既に「お米嫌い」となってしまっているのであれば、あまりにも無意味すぎる。
「美味しいものを味が落ちる前に食べきる」
料理やスイーツなどでは当たり前のこと。
なぜお米だけ、その考え方にならないのだろうか。