昨日の午後、今年の日本テレビ「満点☆青空レストラン」で紹介した「青森県あさゆき」。
この「あさゆき」を、シッカリとした「田舎館村 稲華会」のブランドとして作り上げるためには。
さらには、地域のブランド米として価値あるものにするためには。
という打ち合わせを、稲華会としていた。
来年に向けて、「あさゆき」の種子の確保をお願いしていたのだが、色々なところから問い合わせが入ってしまっているようで、当初予定していた種子の確保が難しくなっているとのこと。
自分としては、余らせてしまうよりは「足りない」で計画を立てたいので、それについては問題が無い。
しかし、この現状を聞いて、「生産者は、安易すぎるんじゃないの」と思ってしまった。
「青天の霹靂」は、作っても販売することが出来ない。
生産者にはメリットが無いお米である。
しかし「あさゆき」には、その縛りが無い。
おまけにテレビでも紹介された。
それがきっかけなのだろう。
テレビの影響力で、「作れば売れる」と思っているのだろう。
しかし、世の中そんなに甘くない。
1回テレビで放送されたからと言って、売れるなんて時代はない。
それに、テレビの中で、何度も「田舎館村あさゆき」と言い続けていた。
それには理由がある。
青森県が見捨てたこの品種を助けてくれたのは、田舎館村の稲華会。
青森県も全農あおもりも、この品種について、とやかく言う理由は無い。
どんなに権力があろうが、奪い取ることは出来ない。
「あさゆき」のブランド化は、誰からも邪魔されたくない。
助けてくれた田舎館村の中で、誰からも喜ばれる品種として作り上げたい。