こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

45タイプのブレンド米

2016年12月27日 15時34分24秒 | Weblog


11月に入ってから、ゆっくり食べ比べをしながら作っていた、28年産米を使用した「料理に合わせたブレンド米」。
とりあえず45タイプについて、先程購入できるようにした。
  
産地在庫が少なくなってしまっている品種。
来年早々に取扱を止めてしまう品種。
ブレンド適性の悪い品種。
品質の良くなかった品種。
炊きにくい品種。
等は全て省いて作っている。
 
ブレンド技術というのは、その店だけの技術であり、誰も真似することが出来ない。
産地などの差別化がしにくい時などに、自分のお店の個性を知ってもらうために有効な技術である。
なので、これからもブレンド米は、まだまだ増やしていく予定である。
 
しかし、年内は、これで精一杯であろう。
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どれを選ぶ

2016年12月27日 11時11分47秒 | Weblog


何度お願いしても、やってくれない産地ばかり。
やってくれないのだから、自分も頑張る必要はない。
なので自分は、産地に期待することを諦めた。
Suzunobu Project Riceだからといって、守る必要はないと結論を出し、頑張ってくれる産地だけを、引っ張り上げれば良いという考え方に変えてしまった。
 
その1つの現れが、JAが絡んでいない、地域として頑張っている米の取り扱いが増えているという投稿。
 
自分は、お米を売る商売をしている米屋である。
NPOでもなければ、ボランティアをしている訳でもない。
協力してくれない産地や、売れもしないお米を、無駄に店頭に置いておくことは出来ないし、置いておく必要もない。
売れない棚を、売れる棚へと切り替えるのは、当然のことである。
 
産地からの協力が得られないという事は、そこには義理も人情も生まれてこない。
あるのは、100%お米の実力のみ。
 
自分としては、食味計の結果と試食結果から、ストレートに産地とお米を選べは良い。
したがって1月から、売れない産地を、順次店頭から消していく。
玄米箱は空のままとなってしまったりするが、売れないお米を不良在庫にしなくて済むので、物凄く気が楽である。
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これは無理

2016年12月27日 10時01分53秒 | Weblog


先程投稿した、「島根ご縁三国結び米」のリスト共に、「2月7日(火)のところで島根へお越しいただくことはできませんでしょうか」という問い合わせもあった。
 
産地に行く理由は「3地区本部の生産者(約30名前後)を対象に、28年産米の出荷反省会を開催したいと考えております。
その中で、ぜひ西島社長にも産地へ来ていただき、28年産の評価ならびに29年産に向けての課題等をご講演いただきたいと考えております。」となっていた。
 
自分は、これについては断った。
というか、断るしかなかった。
 
この1年間。
島根県農業協同組合 営農生活本店 米穀園芸部米穀課は、何か仕掛けただろうか。
島根おおち、石見銀山、隠岐は、ブランド化について、何処かを修正しただろうか。
少しでも先に進んだだろうか。
その効果や結果は、どうなったのだろうか。
 
全く役に立っていないが、自分は「島根県 島根米こだわり米部門アドバイザー」である。
そして、3地区のブランド化も手伝っている。
なので当然、地区ごとに、今何をしているのかなどを知る権利がある。
しかし、産地からは、何の連絡もない。
 
その状況の中で、反省会と言われても、反省する内容が見えない。
27年産の分析も出来ていないので、28年産の評価も出来ない。
当然のこととして、29年産に向けての課題等なんて、言う事が出来る訳が無い。
 
30年問題を前に、色々と修正や対策を取りたかった。
しかし、26年の分析も、27年の分析も出来ていない。
2年の分析から29年を考え、30年への対策をしたかった。
 
色々な部分で、データ分析結果を必要とするSuzunobu Project Rice。
そのデータが無いという現実では、もやはどうにもならない。
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可能になる

2016年12月27日 09時30分58秒 | Weblog


昨日夕方、島根県農業協同組合 営農生活本店 米穀園芸部米穀課から、1月20~21日の2日間、スズノブ店舗前で行う、島根県石見銀山・島根おおち・隠岐の3地域合同イベント「島根ご縁三国結び米」で販売する農産物リストが送られてきた。
1地域でのイベントの場合、どうしても農産物のラインナップに限りが出てしまう。
山間地になると、元々の農産物の数も少ないため、イベントをするのも厳しい場合がある。
 
であるが、海・平野・山の3地区合同となることで、農産物の種類も豊富になるので、今迄出来なかったイベントも可能になる。
さらに、ご来店してくれる消費者も、地域の色々な農産物を購入することが出来るというメリットが出てくる。
 
自分だけでイベントをしたいというのなら、話は違ってしまう。
しかし、考え方を超えることで、不可能が可能になることは、幾らでもある。
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