こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

証明

2016年12月12日 23時11分37秒 | Weblog


頑張っている産地や生産者が産み出した農法。
努力した結果なので、自分は認める。
しかし、農業を知らない消費者が、その農法について、理解出来なければ、意味はない。
 
今の時代。
新しいこと、新しい考え等、それらの結果には、全て証明が必要である。
口でいくら説明しても意味はない。
誰が見ても読んでも判る解析結果と、説明が必要である。
 
⚪⚪農法というのなら、その農法がもたらす効果等の証明と説明が必要。
安心安全をいうのなら、それを証明する検査結果が必要。
「自分の米は旨い」というのなら、全国で行われている、コンテストやコンクールで、全て最優秀賞が取れるのが当然。
 
STAF細胞の時を考えてほしい。
いくら「あります」と言っても、なかなか信用出来ない。
「あります」というのなら、有るという証明が必要なのだ。
誰だって、そう思ったはずである。
 
「俺の農法が、理解出来ないなら構わない。そんな程度の消費者には買って貰わなくて結構だ」と言った生産者がいた。
自分は純粋に、「判っていないのは自分だろ」って思った。
 
どんなに偉そうなことをいっても。
それが正論だとしても。
消費者が理解出来ていないなら、全く意味も価値もない。
 
努力している生産者の、こだわりの農法なら、全てに於いて、ハッキリと説明出来るはずだ❗
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お休み中

2016年12月12日 21時53分23秒 | Weblog


さっきまでは居なかったのに。
いつのまにやら、箱の中!
 
フク君。お休み中😌🌃💤
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最初から

2016年12月12日 18時30分56秒 | Weblog
ブランド化戦略を作る時に、良く間違えるのがバージョンアップ。
 
基本的に、お米のブランド戦略の場合、最初に全ての可能性を考えておくべきである。
産地側としては、進めながらの、随時バージョンアップはをして行きたいという。
しかし、それは完全に不可能である。
 
なぜなら、お米のブランド化は3年で勝負がついてしまう。
なので、進めながらと言う、時間的な余裕が無いからだ。
 
実行するのは1つだとしても、始めから考えておくのが当然である。
 
軸が動いてしまっては、戦略は成り立たない。
実施計画も意味は無くなる。
その都度は、絶対にありえない。
 
たとえば、慣行栽培での戦略を作ってしまって、後から特別栽培の戦略を追加する。
一昔前なら可能であった。
しかし、今の時代では不可能。
 
慣行栽培があれば、特別栽培はある。
誰でも想像できていたはず。
なら、始めから考えておくべきなのだ。
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戦略

2016年12月12日 17時46分20秒 | Weblog


某産地と・・・
29年はどうするのか。
30年はどうするのか。
 
産地・地域にどういう説明をするのか。
どういうブランドを目指すのか。
戦略はどうするのか。
29年については。
・・・・・etc
等の話を、短時間であるがしていた。
 
青森県「青天の霹靂」
岩手県「銀河のしずく」
新潟県「新之助」
などの、各産地のブランド戦略のミスは伝えている。

同じ轍は踏ませない。
ましてや、自分がかかわっているのだから、単純ミスは全て回避させたい。
 
しかし、産地側が理解できるか。
戦略に乗ってくれるのか。
全てが未知数。
 
なので、まず先に、産地に対して説明できる戦略資料を作る必要がある。
それも1月末までに。
そして、2月中には、その戦略についての判断をしなければならない。
そうしないと、全てが間に合わなくなってしまうからだ。
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3月2日に

2016年12月12日 10時54分54秒 | Weblog


来年の3月2日。
ついに大ブランドが複数存在する関東の産地で、講演をすることになった。
 
関東で・・・
大ブランドが存在する産地・・・
それも複数・・・
となれば、誰でも判るはずである。
 
コシヒカリの生産組織が多数存在している「利根沼田地域」。
群馬県北部、沼田市及び利根郡の1市1町3村。
谷川岳や武尊山など、周囲を2,000メートル級の山々に囲まれている地域。
渓谷・湖沼・高原の山間高冷地帯。
総面積、1,765.75平方キロメートル。
県総面積の27.7%を占る。
耕地は、標高280メートルから1,100メートル。
多種多様な気象条件と地形・地質の産地である。
よって、シッカリとブランド化計画を立てて、その通りに実行していくことが出来れば、地域ブランドは作りやすい産地。
 
この産地の大ブランドというと、「雪ほたか」「水月夜」。
お米好きであれば、知っていて当然のブランド。
というか、知らなければ「お米好き」とは言えない。
自分も、この大ブランド米については認めている。
 
そんな場所で、何を話せばよいのか?
正直、自分悩む。
しかし、最大の欠点を持っている地域でもある。

各生産組織としてブランド化は出来ている。
それは誰が見ても判ることである。
それについては、地域全体でのブランド化を進めている自分でも、全く文句はない。
羨ましいと思うほどである。
 
問題は、知名度の低さ。
お米好きには知られている。
しかし、一般の消費者への浸透は、ほぼゼロ。
「雪ほたか」「水月夜」のブランド名を口にすると、スイーツと思われてしまう始末。
追い打ちに、「群馬ってお米作っているの?」と言われてしまう。
 
つまり、販売戦略にミスがある。
「ブランド」を作るという事が、シッカリと理解できていないと思う。
 
「美味しいお米=ブランド米」は正しい。
しかし、それだけでは足りない。
ブランドと言うためには、複数の要素が必要。
利根沼田地域は、そこに課題がある。
 
なので3月2日は、他の産地のように、1つ1つ細かくブランドの作り方から説明をする気持ちは無い。
既に出来上がっているブランドについて、最短で消費地に認知させるための、ストレートな販売戦略の説明をしようと思う。
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