フク君のお気に入りは、やっぱり「笑っていいともストラップ」と「クリップ」
リリ姉は遊ばないけど、フク君は遊ぶかと思って、コーラの1.5mIを2本買ってきたけど、チョイチョイチョイで止めてしまった。
固かったらしい❗
自分の左耳は、相変わらず聞こえたり聞こえなかったり。
なので、チャンスがあれば、イヤホンで左耳だけに音楽を流して、鼓膜を刺激し続けている。
先程、歌詞の中に「スクランブル交差点」という言葉があった。
その言葉を聞いたとき、これが消費地と産地とのズレなのではないかと思った。
自分たちにとって、スクランブル交差点は当たり前で、何の問題もなく渡れる。
しかし、産地から来たばかりの人で、スクランブル交差点をスムーズに渡れる人が、どれだけいるだろうか。
多分、もたもた、グズグズしてしまうのではないだろうか。
自分たちにとっては日常。
だから、何も考えていない。
でも実際には、スクランブル交差点にはコツがある。
そのコツを知っているから、自分たちは人とぶつからない。
スムーズに、人と人の間をすり抜けていく。
これをブランド化計画で考えてみると・・・・
なんとなく、産地のことが見える気がする。
昨日であるが、株式会社伊藤園から「水素水で炊いた玄米がゆ」が、藤園通販サイト「健康体」で、予約販売を開始した。
<健康体TOP>
http://www.kenkotai.jp/shop/
以前、このことについて自分はブログなどで触れていた。
よって、その時に「なんだろう」と思っていた人は、ピンときたことだろうと思う。
お米とお茶。
切っては切れない関係であるが、なかなか接点はなかった。
その中での、新しいコラボである。
この玄米がゆは、秋田県の新品種「つぶぞろい」の玄米を100%使用している。
そして、その玄米を「水素水」を使用して炊いている。
効果として、ぬか臭さが少なく、玄米独特の硬さも全く無い。
逆に、ふっくらやわらかな炊き上がりを実現している。
なので、食べるのが辛いとか、食べ飽きるということは無いだろう。
秋田県の新品種「つぶぞろい」の甘みが引き立っていると思う。
食塩無添加のため、玄米の風味や豊富な栄養も存分に味わえる。
HPの中で、自分もコメントをしている。
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五ツ星お米マイスター西島豊造さんも太鼓判!
「つぶぞろい」は大きな粒が揃っているため食感が良く、やわらかな食感とおいしさがいつまでも続きます。
そして、食べごたえはあるけれど重くなく、のどごしもいいのでさらっと食べられます。
口にほおばった時に一粒ひとつぶを噛みしめているのがわかる、贅沢な品種です。
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<商品詳細ページ>
http://www.kenkotai.jp/shop/g/g18809-0-00/
<商品案内/LP>
http://www.kenkotai.jp/lp/genmai.html
興味がある人は、ぜひ予約してみてほしい。
昨日から自分が怒り続けていた、北海道の玄米袋。
言い方は悪いが、誰が犯人なのかと言うと、中空知エコ米生産共和国の生産者でも無ければ、ホクレンでも無い。
芦別市の玄米を管理しているJAたきかわと、玄米袋にシールを貼る担当者と言うことになる。
玄米袋の大切さ、シールの大切さについては、当初は具体的に説明していなかった。
そのため「公の場で言わなくても」「FBで名指しで言うことではないのではないか」「そんなに重要なのか」などとも言われた。
しかし、玄米袋の価値について書いた、今朝の投稿によって、それも沈静化したようだ。
この玄米が、差別化などを一切していない、一般の「ななつぼし」であるのなら、「どうでも良いこと」である。
または、全て精米してしまって、白米で袋詰めで売るのであれば、「必要もないこと」である。
今回の玄米は、中空知エコ米生産共和国の将来を背負っている2大品種の1つである「ななつぼし」。
そして、この「ななつぼし」の存在があったからこそ、厄介どう米だった北海道米のイメージを変えることが出来た。
さらに「ゆめぴりか」ブランド化の、下支えにもなっていた。
この「ななつぼし」が存在していたからこそ、今の北海道米があると言って良い。
この前の、お米のイメージが最も強い都道府県に、北海道が選ばれたのも、この「ななつぼし」があったからである。
ホクレンは、単純に喜んでいたようだが、それで良かったのだろうか?
時間が経過するたびに。
担当が変わるたびに。
誰もが今だけを考えるようになってしまう。
そして、スタートを、立ち上がりを、その理由を切り捨ててしまう。
ブランド化計画というのは、産地の将来だけを考えている訳ではない。
産地の歴史文化などの、全てを継承していくためのものでもある。
当然、ブランド化を考えた経緯も、引き継がれていかなければならない。
今回のミスは、単純ミスでもあり、大問題のミスでもある。
なので、公の場で怒った。
中空知エコ米生産共和国は3JA5地域で構成されている。
1JA1ブランド米で実行している産地がほとんどの中で、この3JA5地域でのブランド米というのは、全国でも異例。
JAをまたぐ分、地域をまたぐ分、色々なところが複雑になってしまう。
だからこそ、他の産地よりも、常に神経を張り巡らさなければならない。
生産者だけではない。
JAだけではない。
ホクレンだけでもない。
ブラント米に育てるためには、いつでも全員でなければならない。
今日明日は、高知県JA四万十の、「JA四万十厳選にこまると農産物販売」をしています。
農産物は1パック100円からご用意しています。
試食アンケートも実施していますので、ご協力宜しくお願い致します❗
自分が記事を書くからと言うことではなく、農産物に関わる人であれば、やはり農業の本は読むべきだと思う。
市町村・JA・生産者と、お米の話をするだけでも、当たり前のように、稲、田んぼ、土、水、気候、環境、機械、施設、等の話が出てくる。
それに対して「米屋だから判らない」というのは通用しない。
産地のこだわり米、差別化米、ブランド米の取引をしようと言うのであれば、なおさらのことである。
でも、プロになれと言っている訳ではない。
農業に関わる人として、基本知識は持っておくべきだと思う。
なので、言っているだけのことである。
家の光協会 http://www.ienohikari.net/press/
農山漁村文化協会 http://www.ruralnet.or.jp/
今回自分が怒っている{北海道米の玄米袋}について、「何が問題なの?}という質問が来ましたので、お答えいたします。
北海道を含め、地方のお米屋さんでは、まだまだ少ないかもしれませんが、消費地のこだわり米や差別化米を販売している店頭では、精米されたお米をスーパーのように積んで売るのではなく、産地から届いた玄米の状態で販売し、店頭精米がサービスというスタイルが大半となってきています。
自分の店は専用の玄米ケースに移してしまいますので違いますが、多くの店では、産地の玄米袋をそのまま立てて、玄米の中に産地名や価格などを書いたPOPを差し込んで販売しています。
つまり、産地の玄米袋そのものが商品、産地のこだわりの顔になっていると考えて良いと思います。
よって、お米屋さんとの交流がある様々な産地では、その販売スタイルを理解し、自分たちのお米が目立つように、差別化しているお米、ブランド化しているお米であることを知ってもらうために、当たり前のホクレンや全農の袋ではなく、産地ブランド専用のオリジナルデザインの袋になっています。
当然、店頭に立てて目立つデザインが前に来やすいのです。
その中で、ホクレンの袋を使用している訳ですから、残念ながら、店舗の中では地味で目立つことはありません。
当たり前のこととして、消費者も袋のデザインを覚えないことから、リピート率が悪くなりやすいのです。
これは、「ゆめぴりか」のデザインにホクレンがこだわっているのを思い出してもらえれば、よく理解できると思います。
山形県「つや姫」、青森県「青天の霹靂」、岩手県「銀河のしずく」、新潟県「新之助」・・・。
他の産地も全て、精米の米袋にはこだわりを持っています。
つまり、米袋というのは、一つのブランド戦略にもなっているのです。
しかし自分たち玄米販売の店では、これらのブランド米袋を使用することが出来ません。
使用できるのは、産地精米か、スーパー等の棚用に精米されたお米だけです。
自分たち玄米販売の店舗では、産地から届いた玄米袋が、そのままブランド袋となります。
そのブランド袋を、今回、雑に扱われたわけですから、怒るのは当然なのです。
消費者の目にも留まってしまう事から、ブランドとしてのイメージも悪くなります。
ましてや斜めに貼ってあることから、「だらしない」と思われることもあります。
作成した報告書の表紙に、「一般財団法人 北海道農業近代化技術研究センター」というブランド社名が逆に印刷されていると同じ。
それほど大切なことだったのです。