こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

ブランド計画変更(高知県紀行)

2012年07月12日 11時05分51秒 | Weblog
9時からJA四万十で、ブランド化に向けた話し合いをした。

実は、自分が選んだ地域は、四万十川本流につながる、井細川という支流。
谷が深くて、川に沿って水田地帯が広がっている場所。
よって、ブランド化を進めるには、色々と問題が多いことは、最初から判り切っていた。
なので、話し合いの中でも、案の定「なかなか厳しい」ということになってしまった。

では、どのようなブランド化を進めていくのか。

JA四万十には「仁井田米」という地域ブランド米が既にある。
それとの違いを明確にしなければ、新しいブランド米を作る理由がなくなってしまう。
施設や管理などの問題も出てくる。

もろもろを考えた結果、今販売されている「特選・仁井田米」を超える品質を目指した、ブランド米を作っていく予定。

そう。
あくまでも「予定」

今回のことを考慮して、JA四万十内で、色々と話し合っていることだろう。
その結果を受けて、新たにブランド化を計画し直さなければ・・・・
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やっぱり雨男(高知県紀行)

2012年07月12日 10時51分27秒 | Weblog
宿泊したのは、高知県の四万十町にある山里の温泉、ホテル松葉川温泉。
(ホテル松葉川温泉 http://www.matsubakawa.jp/)
ここの温泉は、江戸時代にはすでに霊泉と知られていて、その効用は数多くて、四国有数の泉質を誇るんだって。
【 温泉成分 】単純泉(硫黄)=緊張性アルカリ性冷鉱泉=
【 医治効用 】慢性関節リウマチ、神経痛、神経炎、慢性皮膚病、慢性婦人科疾患、糖尿病、慢性金属中毒症、慢性筋肉リウマチ、便秘、神経麻痺慢性気管支カタルなど、そして美肌効果のあるんだって。
でも、頭の毛がはえる効果は、ないらしい・・・

とにかく、音が全くしないところなので、ぐっすり寝ることはできた。
(懇親会で飲みすぎていたから、トイレには何度も起きたけれど・・・)

深夜は、まだ降っていなかったのだけれど、明け方から、やっぱり雨。
それも、結構の雨量。

雨男伝説は続く・・・
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講演会(高知県紀行)

2012年07月12日 10時23分09秒 | Weblog
15時からJA四万十内で、四万十米ブランドに向けた講演会をした。

農協としても、生産者としても、自分が話している内容のようなことは、いまだかつて聞いたことがなかったのだろう。
だから最初は、可なり戸惑っていたようだったし、聞いている7割程度の人たちが、たぶん否定的だったのできないだろうか。

しかし正直言って、この内容が理解できないというのであれば、ブランド化は無理であろう。
ブランド化をしていくためには、消費地の現状というものを、しっかりと理解しておかなければらならない。
「大体、理解していればよい」、「そんなことは売る側に任せておけばよい」という意見も聞くが、それは大きな間違いである。

消費地が求めるお米を作って、それが安定的に売れて、食べ続けてもらえる状況になって、はじめてブランド化のスタートを切ったということになる。

会場には、他産地「ひのひかり」と「にこまる」の、米粒についての検査結果と、そのお米が並べらられていたが、実際、どれだけの生産者が、自分たちのお米と他産地のお米とのレベルの差について、理解することができたのだろうか。

講演会の中では、消費地の現状だけでなく、SBS米とTPPの話もした。
産地が崩壊していく理由も話した。
だから、ブランド化が必要なのだという話もした。

さて、どこまで理解し、実行に移していけるのだろうか。
自分としては見守るしかない。
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JA四万十(高知県紀行)

2012年07月12日 10時06分38秒 | Weblog
昼食をとってから、一気に高速に乗ってJA四万十へ。

JA四万十までは、距離にして80キロ以上あるのだから、2時間弱の、チョットしたドライブとなってしまう。
雨男の自分にしては珍しい「晴れの日」なので、乗っていて気持ちがよかった。

JA四万十に着いたら、チョットだけ農協に立ち寄ってから、ブランド化予定の地域を視察しに行った。

この地域を選んだのは、以前の打ち合わせの時に見た、白地図(しろちず・はくちず:国・島などの輪郭だけが描かれていて、地名その他の細部の記号や文字が記入されていない地図)で探しただけ。
だから現地を見るのは初めて。

地図から、谷が深くて、水田面積が多くない事は把握している。
だからこそ、ブランド米を作って行くには、コントロールしやすいし、外部の業者などから、荒らされていないということもあって、候補地域になったのだ。

行ってみると、道幅も狭く、ひどい場所は片側通行しかできないが、風景は、テレビなどで良く紹介されている、綺麗な四万十のイメージそのまま。


四万十川の本流ではなく支流のため、水も透き通っているし、色も豊か。

 

このイメージのままで、消費者に説明できると、支持してくれる人は多いだろうと思えた。
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南国市(高知県紀行)

2012年07月12日 09時45分46秒 | Weblog
火曜日朝一番の。羽田発高知行きに乗り、9時半に高知空港へ。

南国市の人が迎えに来てくれているので、そのまま生産者に会うために現地へ向かっていった。

晴れの良い天気だったことから、稲も元気に育っていた。


南国市で栽培してもらっている品種は、「南国そだち」と「コシヒカリ」。
8月初めには「南国そだち」が入荷し、8月中に「コシヒカリ」が入荷してくる。

一般的に「南国そだち」は、20日ころから稲刈りが始まるそうであるが、自分が頼んでいるお米にっていては、完熟米仕様のため、5日程度遅らしてもらう予定となっている。

このまま、大雨などがなければ、お米はダメージを受けないで済むのだが、今日は大分県と熊本県で避難指示が出ているし、高知県も大雨になっているようなので、ちょっと心配している。
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相変わらず蒸し暑い

2012年07月10日 07時40分01秒 | Weblog
今、出発ロビーまで来たのたが、相変わらず蒸し暑い。

歩いてきたのに、汗だく。

気持ち悪いから、洗顔シートで一生懸命拭いているが、汗が引かないなぁ。
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5時起床

2012年07月10日 05時58分44秒 | Weblog
今日から高知県へ行くために、朝5じに起床。
といいたいが、実際には、2時、4時、4時半、4時45分と、猫こたちに起こされ続けていたので、ほんとは4時には起きてしまっていた。

いつものように風呂に入って、髭を剃って、行く準備も終わったので、もうしばらくしたら家を出る。

今日の高知県は晴れのようだが、明日は雨っぽい。
先週の北海道愛別でも、自分の上だけ、雨を降らせてしまったからな。

まだまだ雨男のままなのだろう。
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テンションを保ち続けるには

2012年07月09日 17時38分59秒 | Weblog
月曜日は午前中から、ホクレンのWEBで、お米のとぎ方を動画で紹介していくための収録があった。

ところが、朝起きたら、眼の下にはクマ。
あわててお風呂を沸かして、湯船につかりながら、眼をマッサージ。
30分程度お風呂にいただろうか、なんとかクマが取れて、撮影ができる顔になった。

しかし、気力が上がらない。
一生懸命にテンションを上げ続けようとしていると、猫のフギャー、ドドドドッ、バキッが始まって、テンションが一気に下がってしまう。
テレビでニュースを見たりしたのだが、暗いニュースはかりで、役に立たない。
音楽を聴いたりもしたのだが、やっぱり駄目。

となると、最後の手段。
収録の中で、テンションをハイにしてしまうこと。

とにかく頭の中を回転させ続けて、収録中のテンションを、ただただハイだけにしてしまうこと。

今回も、この方法を使ってしまったのだが、この方法だと、終わった後に、倍テンションが下がってしまうんだよな。

よって、今は沈没としている。
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2日続けて「海藻アルギットにら」

2012年07月09日 17時16分36秒 | Weblog
土曜日の富山イベントが終わり、2把、「海藻アルギットにら」を貰った。

「海藻アルギットにら」は
ノルウェーには豊かな森があります。
その森の栄養分が雨によって川から大海に注ぎ込み、海藻に吸収されます。
その海藻が”世界で最も品質の良い海藻”といわれるのは、4年がかりで栄養分を蓄えるため。
そのノルウェー産の天然海藻「アルギット」をはじめ、有機質肥料と天然粘土を使って土づくりをしながら露地栽培で作られているのが、「海藻アルギットにら」です。

大きな特徴は、その3本柱によって、にらが持つ生命力を最大限に引き出していること。
元気なにらが育つため、葉先までハリがあり、色鮮やかで艶やか。
シャキッとした食感で甘みも強く、元気なにらならではの美味しさを味わえます。
病気になりにくく収量が多いのも特徴です。
また、日本で1番日持ちがいいと言われるほど痛みが遅いのも魅力。
通常は2日で痛み始めますが、このにらは冷蔵保存で5〜6日はもちます。

今、富山県海藻アルギットにら生産組合では、約60名が力を合わせて、おいしいにら作りに励んでいます。
地元はもとより、北陸、中京、近畿地区にも大人気で、県産野菜の生産額でNo.2に踊り出ました。
市場からも海藻アルギットにらを望む声が多く、生産者を募っています。
というもの。

実際に調理してみて、この「海藻アルギットにら」は、説明通りの品質であると思った。

だから自分は、土曜日の夜と日曜日。
この「海藻アルギットにら」を食べて、体力回復をしていたのだった。

う・ま・か・っ・た。
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グダクダの日曜日

2012年07月09日 17時09分23秒 | Weblog
産地のブランド化計画だけで産地を渡り歩いていて、他には何もしていないという状況であれば、そんなに疲労はしない。
しかし、米屋の仕事も、他にもやらなければならない事もあって、それらが山積みの中となっていているのに、産地を飛び回っていることから、体力よりも、気持ちの疲労がひどい。

本当なら日曜日は、絶対に聞きに行かなければならない事があったのだが、朝から身体が起き上がらない状態となってしまっていて、行くことはできなかった。

とにかく体力と気力を戻さないと、月曜日の取材、火~水曜日の高知県が乗りきれなくなくってしまうので、眠くなれば寝る。
思いついたことは、無理のない範囲でやるを徹底した。

結果的には
猫をじゃらしているうちに、いつのまにか居眠り。
パソコンでブランド化を考えているうちに、また居眠り。
テレビを見ていたはずなのに、またまた居眠りという繰り返し。

いったい何回寝たのだろうか。
10回は、記憶がなくなってしまったことは、判っているのだが・・・
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このまま寝ている

2012年07月08日 23時50分42秒 | Weblog
自分が居眠りするために使用している簡易ベッドがある。
ところが、今そのベッドは猫たちのもの。

土曜日の夜に、身体中にシップを張ってしまったため、猫たちはクッサクッて近寄れない。
なので簡易ベッドで寝ていたようだ。

日曜日の朝、ベッドの方へ近づいて行ったら、このままの恰好で寝ていた。

アタマ、疲れないのかな。
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黒とろろと白とろろ

2012年07月07日 15時06分18秒 | Weblog
「黒とろろ」と「白とろろ」も、富山イベントでは販売している。

販売元は道正昆布というのだが、道正とかいて「みちまさ」ではなく、「どうしょう」と読みます。
(道正昆布 http://www.hitwave.or.jp/dousyou/)


黒とろろは、昆布本来の旨味にこだわって、北海道産昆布のみを厳選いたして使用。
味に深みを出すため、三温糖を使用している。
でも、ちょっと酸味もあるよ。


白とろろは、昆布本来の味を生かした、上品な味わいの昆布。
おにぎりにするとあっさり美味しく、お吸い物やうどんに乗せてもマッチするし、味に深みも与える。
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細めん 氷見(ひみ)うどん

2012年07月07日 13時52分36秒 | Weblog
氷見うどんって、うどんと言っているわりには、細い。
だから「細めん」と、あえて言っているのだと思うが・・・

そのわりに、食べてみると、独特ともいえる、強いこしと粘りがあって、餅のような食感と風味があいまって出る旨みが自慢のうどん。
「強いこしと粘り」というと、「米粉麺に近いのかな」と思う人もいるかもしれないが、またそれとは違う食感。
なかなか良い表現が無い食感なので、食べてみると、「なぁ~るほど」と判ると思う。


冬は温かく、また夏は冷たくして、どうぞ・・・。
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富山アルギット栽培コシヒカリ

2012年07月07日 13時40分19秒 | Weblog
今回の富山イベントでは、アルギット栽培のコシヒカリを試食販売している。

アルギットといっても、まず知っている人は少ないであろう。
北極海に近いきれいな海で、太陽と海の栄養をしっかり吸収して、たくましく育った天然海藻。
ミネラルやビタミン、アミノ酸などが豊富に含まれており、土壌微生物を増殖し肥料の効率を上げて作物を健康に育てるとともに、土壌環境をクリーンにする手助けをする。
(JAとやま https://www.ty.zennoh.or.jp/safety/index6.html)

平成元年に特別表示米としてスタートし、“徹底した土作り”を目的に、「天然粘土」「良質有機肥料」「天然海藻(アルギット)」を使用し、北アルプスの清らかな水、肥沃な富山平野で米作りに情熱をかたむける海藻アルギット米生産部会の168の農家が、統一した栽培方法で、コシヒカリの持つ能力を最大限にいかして、こだわりを持って、大切に育てられたお米が「減農薬・減化学肥料栽培米(5減:5減)アルギット米コシヒカリ」。

富山県のコシヒカリは、一般的なコシヒカリとより、米粒感がある。
炊飯器や炊き方によっては、この米粒感を「かたい」と言ってしまう人もいるが、「かたい」という表現は「美味しくない」という要素も含まれてしまうことから、正しい表現ではないであろう。

ここでいう米粒感というのは、「米粒に張りがあるモチモチとした食感」を指している。
この食感を持ちながら、さらにコシヒカリの甘さと、コシヒカリにしかない粘り感がシッカリとあるお米と言ったら・・・

どう。食べてみたくない。
試食した人からの評価も、やっぱり良い。

そこで不思議なのだが、なんで「富山アルギット栽培コシヒカリ」は、なかなか日の目を見ないのだろう。
一般的なコシヒカリよりも、数段上で美味しいのに。

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大門(おおかど)素麺

2012年07月07日 11時58分22秒 | Weblog
富山県の素麺というと、大門素麺だろうと、自分は思うのだが、みんなはどうだろうか。

大門素麺と漢字で書いてあると、「だいもん」と読んでしまう人もいるが、かつての刑事ドラマの大門軍団ではないので、「おおかど」と読んでほしい。


大門素麺は、冬の寒冷期に名水「庄川の伏流水」を使い、鉢伏山から吹き下ろす寒風にさらして作られた、長い年月に培われた伝統の、きめ細かくとてもコシの強い素麺。
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