こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

秋田しんせいブランドシート

2016年01月29日 14時35分23秒 | Weblog
JA秋田しんせい「つぶぞろいブランドシート」も、「和穀の会」経由で届いた。

この「つぶぞろい」も「秋のきらめき」と同じで、昨年秋にデビューした、生まれたての品種。
なので、栽培・品質などの考え方も、まだ出来ていない。
「秋のきらめき」と同じく、基準づくりをしているというのが現実。

なので、「秋のきらめき」をブランドシートを中断したのであれば、この「つぶぞろい」も中断となる。
 
足りない部分の追加や修正についてはタイムリーに「つぶぞろいFacebook」等で伝えてもらうようにする。
さらに、「超米屋」専用の「つぶぞろいデータベース」も更新してもらようにするよていなのだが、どこまで対応してもらえるかが、ブランド米となれるか、中途半端になってしまうのかの分かれ目となるだろう。
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かづのブランドーシート

2016年01月29日 10時38分38秒 | Weblog
「和穀の会」経由で、JAかづの「秋のきらめき」のブランドシートが届いた。
 
「秋のきらめき」は、昨年秋にデビューした、生まれたての品種。
なので、栽培・品質などの考え方も、まだ出来ていない。
現在、基準づくりをしているというのが現実。

なので、ブランドシートに記入をと言っても、端から記入できるはずはない。
でも自分としては、「こういうブランド米に仕上げたい」という目標値を入れてもらいたいと思って、お願いをしているのだが、なかなか書けないもののようだ。
 
よって、ブランドシートについては、これで中断。
 
足りない部分の追加や修正についてはタイムリーに「秋のきらめきFacebook」等で伝えてもらうようにする。
さらに、「超米屋」専用の「秋のきらめきデータベース」も更新してもらようにする。
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飯山ブランドシート

2016年01月29日 10時08分54秒 | Weblog
昨日、長野県JA北信州みゆきよりブランドシートが届きました。
 
・風さやか
・ブナの恵コシヒカリ
の2品種。
 
2回目の提出となるのだが、大きな変更点は無い。
というより「風さやか」は、昨年からブランド化を始めているが、ブランドシートを作成するのは初めて。
合わせて「ブナの恵コシヒカリ」のブランドシートを作るのも初めて。
 
おまけに、JA北信州みゆきと言っても、JAブランドではなく、栽培している生産者が3名という特異なタイプ。
そして3名がコンクールの常連者。
つまり、1人1人が、既に栽培スタイルを持っているのである。
 
なのでブランドシートとしては、たぶんこれが限界。

よって、これで合格とするしかないだろう。
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天使の詩ブランドシート

2016年01月28日 14時40分49秒 | Weblog
佐賀県城田西地区から、「プレミア天使の詩」のブランドシートが届いた。
なのだが、即差し戻し。
 
27年や、それ以前に、散々苦労して、努力していた栽培内容が、シートの中に1つも入っていない。
 
実験中の内容は、修正されているのではなく、記載すらされていない。
自分がお願いしている新しい田植え方法も入っていない。

品質向上で 
・土壌分析に基づいた土づくり、品質(土壌改良剤ミネラルGの散布)
・粘土質と砂状質とを区別してそれぞれに合った栽培管理を行う。
は、理解できる。
なら、27年と28年では、改良点があって当然だろう。
 
何のための土壌診断だったのだろう。
何のために「見なえい田んぼ」を確認したのだろうか。
 
シートだから、省略して良いということではない。
このブランド名は「天使の詩」の前に、「プレミア」が付け加えられている。
ということは、同じであっては駄目なのである。
常に進歩していかなければ「プレミア」の価値は無くなる。
 
よって、「プレミア」を名乗る限りは、その価値をシートに書く必要がある。
さらに、進歩していくための、予測も必要だと思う。
 
2等米しかできなかった「天使の詩」。
「安くて、炊きやすくて、トラブルもない」。
それが「天使の詩」の全てだった。
「栽培を止めたい」と言ってきた理由も判る。
それでもブランド化計画を立てて、修正を繰り返して、やっと全量1等米が出来るようになった。
同時に、目標だった「大粒米」も作れるようになった。
 
「赤字」は判っている。
なら、もうお米を作ることを止めるのか。
 
何かを言えば、直ぐに「止める」という言葉を発する。
止めても良いが、他に何が出来る、何が作れる地域なのか。
何のために、踏ん張ってきたのか。
なぜ、いつも後ろに下がろうとするのか。
 
諦めていた「1等」も「大粒米」も、ちゃんと出来た。
頑張れば出来ることを証明した。
 
なのに、ここで止めてしまうのか。
なぜ「もっと」を求めないのか。
 
「天使の詩」は、種子も栽培も、すべて城田西地区で完結している。
誰にも出来ない、オンリーワン。
 
もっともっと考えれば、「赤字」だって無くなるはず。
常に逃げ腰だから、変わらないのだ。
 
もっと強気で取り組んで欲しい。
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新しいブランドを作る方向

2016年01月28日 14時10分36秒 | Weblog
9:00-11:00まで、JA佐渡とブランド米の考え方や、超米屋で必要としているお米についての話をした。
 
既に米屋だけでなく、スーパーなどで販売されている「朱鷺と暮らす郷」については現状のまま。
栽培や販売についても変更等はしない。
というか、「いまさら変更できない状況にまで進んでしまっているから」と考えてもらえば良いと思う。
 
そのかわり、新たなJAブランド米を作る方向になった。
でも、具体的な計画はこれから。
方向としては、地域ごとの特徴を活かす予定。
たとえば「地理的表示」を目指すとか。
 
ということは
海・平野・山間地。
棚田・自然乾燥。
歴史・文化・風土。
品質・流通。
等について、地域性を強く打ち出したブランド米である。
 
なら、「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷と同じ」ではないのかと思うかもしれない。
実際「同じである」と考えても良い。
しかし、この新しく生まれた佐渡のためのブランド米は、上手く機能していない。
 
なので、もう少しハードルを下げても良いし、考え方の一部を変更しても良いので、より佐渡の将来と流通品質を安定させた、「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」の修正タイプで、仕切り直しをしても良いと思っているのだ。
 
地域で作られているブランド米というのは、地域にとって宝物。
よほどのことが無い限り、変更はしたくないものである。
しかし、変更することで、スムーズにスタートを切り、短時間で消費者に評価してもらえるようになるのなら、思い切った判断をしても良いものである。
 
JA佐渡に対して、今回自分は、こういう提案をしたのだ。
 
頭の良い人なら、既に気が付いただろう。
今迄の佐渡市主導のブランド米ではなく、JA自らが計画・管理していく地域ブランド米を作ろうとしているということを。
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深山米ブランドシート

2016年01月28日 08時38分47秒 | Weblog
佐賀県「伊万里深山米夢しずく」。
ブランドシートの修正と追加詳細説明、ともに確認しました。
 
「伊万里深山米夢しずく」は合格しました。
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深山米ブランドシート

2016年01月27日 17時24分02秒 | Weblog
佐賀県の「伊万里深山米夢しずく」のブランドシートが届いた。
 
「伊万里深山米夢しずく」は、スタート時からフル加速して作られたブランドである。
なので、環境・技術・選別・品質などについては、ほとんど修正することは無い。
 
安定と効率、拡張を考える1年となるだろう。
と、簡単に言ったが、面積が小さい棚田の地域としては、これが一番難しい問題だったりする。
 
「安定」させるためには。
「効率」を良くするためには。
そのためには、何をするべきで、どこを修正すれば良いのか。
 
昨年まで中心となっていた「葉色診断」だけでは、もうどうにも出来ないはず。
土の上だけで考えるのではなく、土の中を考えるべき時期となっているはず。
 
幸いにも地域には、一番頼りになる人がいてくれている。
今がチャンスなので、徹底的に勉強してもらいたい。
 
今回のシートで、疑問がひとつ。
「不作」でも「普通作」レベルで走る計画となっている。
現実として、それは可能なのだろうか。
全量2等になったら、どうする?
 
もっと幅広く考えて、ブランドシートは作るべきだと思う。
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参加したい産地は、いませんか?

2016年01月27日 16時34分12秒 | Weblog
今回、業界新聞等で数多く取り上げられていますし、自分のブログ等でも頻繁に書き込んでいることから、Suzunobu Project Riceや、次世代型米屋「超米屋」に、関心を持っている産地も多いと思います。
 
そこで、今まではつながりが無くても、今回の計画に参加してみたいという、熱心な産地はありませんか。
もしも興味や関心があるのでしたら、とりあえず一度、スズノブまでご連絡いただけませんでしょうか。
 
現在パワーポイントで、産地に対して提案していくための資料を作成中です。
しかし、日々修正が続いていて、完成を待っていると、最悪田植え時期となってしまうかもしれません。
それでは、産地側が動けなくなってしまいますので、とりあえず口頭となってしまいますが、考え方等をお伝えしたいと思います。
 
参加するにあたって
・栽培量については年間供給できなくても問題ありません。
・未検査米は駄目です。等級検査を受けてください。
・地域の活性化も考慮していますので、個人生産者の参加は基本的に不可ですが、個々に対処していきます。
・JA主導でなくても、地域と一緒になって取り組んでいるのであれば、参加可能です。
・玄米色彩選別機は必要です。
・低温倉庫は必要です。
・「超米屋」で取り扱う場合、そのブランド米の個人販売は不可となります。
・その他
 
色々と制約はありますが、ご連絡お待ちしております。
 
追記
「超米屋」で取り扱うことになったとしても、いきなり高価格の取引となることはありません。
価格の決定は、産地のブランド化計画の内容によって決まります。
過大な計画をしてしまうと、後で取り返しが出来ませんので、シッカリと計画を立ててください。
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あと3産地だけ

2016年01月27日 15時42分48秒 | Weblog
自分がSPRブランドシートの締切が近いことや、産地の提出状況を掲載したことなどが影響したのか
・青森県田舎館村(新規)  
・秋田県JA秋田おばこ(新規)
・鳥取県JA鳥取西部(新規)
・新潟県JA佐渡(朱鷺と暮らす郷)
・島根県JAしまね邑智地区本部(きぬむすめ)
から、ドドドッとブランドシートが届いた。
 
合格は、3回目の提出となった「JA秋田おばこ」だけ。
後は、追加・修正が必要となり、個々にメールで伝えた。
 
ブランドシートの評価が低かった、鳥取県JA鳥取西部については、手違いで以前に作成していたシートを送ってしまったらしい。
それなら自分としても理解できる。
あまりにも中途半端な内容だったので、正直「ええっ」と思っていたのだから・・・
 
新しいブランドシートは、シッカリと追加項目もあるとのことで
出来次第、送り直してくれるとのこと。
まずは一安心。
なので、締切日は延長です。
 
残りは3か所のみ
・茨城県潮来市(一番星)
・茨城県常陸太田市(ふくまる)  
・長崎県JA壱岐(新規)
遅れても良いので、とりあえず現状を知らせてほしい。
 
多分産地にいても、時代が不気味に動き出していることは、感じ始めていると思う。
秋のスタートは、全国一緒。
準備しているか、していないかで、スピードが違う。
せっかくのチャンスなのだから、出来れば参戦してもらいたい。
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ゆめおばこブランドシート

2016年01月27日 15時03分46秒 | Weblog
午後、JA秋田おばこより、「ゆめおばこ」ブランドシートの、3回目の修正案が届きました。
 
2016年15:00 ブランドシート確認終了。
合格とします。
 
  
地区:美郷町(千畑地区)
栽培:減化学肥料(9割減)
安全:減農薬栽培(5割減、10成分以内)
 
食味値:玄米値78以上(ケットAN820)、精米値80以上
タンパク:6.0%以下(ケットAN820)
千粒重:25.0g
整粒歩合:80%以上
 
・全量種子更新で温湯消毒種子を使用。
・土壌改良材として「美郷の大地」を使用。
・肥料「おばこロマン米の精」のみによる減化学肥料栽培。
・1次枝梗依存型、50株/坪を目標。
・極端な早植えを避け、適期田植えを厳守。
・追肥は行わない。
・中干しは6月末までに終わらせる。
・指定された農薬10成分以内での栽培。
・早期落水防止による登熟向上。
・適期刈取りの実施。
・カントリーエレベータへ出荷。
 
ブランドシートからの抜粋ですが、以上のルールが出来ています。
 
今迄の「ゆめおばこ」によって、評価を下げてしまっている米屋も多いと思います。
「ゆめおばこ」の栽培適地で、実力部隊が育てる「ゆめおばこ」。
今年の秋にデビューです。
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奥大山ブランドシート

2016年01月27日 14時39分57秒 | Weblog
今年からブランド米として扱うことになっている、鳥取県江府町コシヒカリのブランドシートが届いた。
 
なのだが、始めから「?」
打ち合わせをしていたブランド名の「十七夜物語」ではなく、どこにでもあるような「環境王国奥大山米」になっている。
このブランド名では差別化は不可能。
「環境王国」の名乗るためのルールはある。
産地にとって使えるキーワードであっても、消費地では「なに?」というレベル。
なぜ、ブランド名のトーンを下げてしまったのかが理解不能。

栽培については、山形県の遠藤五一さんの指導を受けているので、自分としては口を出さない。
 
明らかに出遅れたミスは食味値。
「食味値83以上を対象米とし何段階かクラス分けを行なう」となっている。
これをするのであれば、昨年の収穫前に基準を作っておくべきだったろう。
曖昧のまま、中途半端なりう通価格をつけてしまったのではと思う。
 
流通についても、不明瞭。
「環境王国奥大山米」は全量、「和穀の会」流通と考えて良いのだろうか。
JA流通や生産者流通は無いのだろうか。
さらに、違うブランド名での流通も無いのだろうか。
そこら辺の記載が落ちている。
新しいブランド米として動かすためには、グレー部分は、とにかく小さくしておきたい。
 
違う流通であれば、自分たちに関係ないと、多くの産地は考えるかもしれない。
しかし、幅広い流通というのは、消費地で売り場が重なる可能性がある。
知っていれば、ある程度の対策を取ることが出来る。
なのに、全く知らないままだと、自分たちのブランド化計画の足を引っ張ることが多い。
さらに、マスメディアに紹介したいと思った時に、紹介できないというデメリットにもなる。
 
PRは、ブランド化を始めると言ってから半年。
まったく動いていなかったことから、1つも出来ていない。
 
「奥大山」ということから、西では知名度があるかもしれないが、東と北では知名度ゼロ。
読み方も「おく・おおやま」で、「だいせん」と読める人は少ない。
リーフレットもまだ無い。
 
シッカリと取り組んでくれていれば、良いポジションでのスタートが切れたはずなのだが、全く持って勿体ないスタートとなってしまった。
 
修正や体制づくりに、どれくらいの期間がかかるのだろうか。
「今年の新米まで」なんて呑気なことを言っていたら、「超米屋」のラインナップからは、消えてしまう可能性は大。
 
素早く、シッカリとやり直してもらいたいと思う。
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佐渡ブランドシート

2016年01月27日 11時51分36秒 | Weblog
今回の「超米屋」計画で、大問題となっている産地の1つ、佐渡からブランドシートが、和穀の会の方へ届いていた。
 
佐渡のブランド米は
・朱鷺と暮らす郷コシヒカリ 5減
・朱鷺と暮らす郷コシヒカリ 8減
・朱鷺と暮らす郷こしいぶき 5減
・里山米コシヒカリ 5減
・ジアス佐渡の郷コシヒカリ 5減
の5タイプ。

環境・栽培については、数年続いているブランド米なので、自分としては変更してもらいたいという思いもあるが、色々な流通があることから、変更は出来ないのが現実。
選別・品質については、明日の打ち合わせで、シッカリと修正してもらうことになる。
今のレベルでは「超米屋」としての取り扱いはアウト。
時代として「個々の生産者の、設備の問題」としての言い訳は通用しない。

大問題といったのが、流通。
朱鷺と暮らす郷は、生産者・JA・スーパー・米屋と、流通も売り場も大きく、広すぎている。
差別化が1つのキーワードとなっている「超米屋」計画にとって、この流通が最大のマイナス要素になってしまった。
 
とりあえず
・ジアス佐渡の郷コシヒカリ 5減
については、どこにも流通していないし、佐渡の将来のためのブランド米なので、「超米屋」での取り扱いは確定といいたいところなのだが、「棚田米シリーズ」と被ってしまっていて、ブランド力が発揮できていない。
 
・里山米コシヒカリ 5減
についても、ブランド米というよりも、差別化アイテムとしての存在止まりだし、棚田米シリーズ」と被ってしまっている。
 
・朱鷺と暮らす郷コシヒカリ 8減
・朱鷺と暮らす郷こしいぶき 5減
については、生産量が少ないことから、「超米屋」に加わえることは可能だと思えるが、そのためには、色々な修正が必要となるのは確実。
 
大問題なのが
・朱鷺と暮らす郷コシヒカリ 5減
自分からすると「流通が荒れている」というのが本音。
であるが、数年間流通が動いてしまっているため、いまさら修正できるはずもない。
認証シールの力も無くなっている。
PR面での差別化も、もうできない。
 
明日、佐渡との打ち合わせがあるが、整理は避けられないかもしれない。
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島根おおちブランドシート

2016年01月27日 11時14分06秒 | Weblog
JAしまね島根おおち地区本部からもブランドシートが届いた。
 
昨日届いた石見銀山ブランドシートを見たとき、たぶん島根おおちのブランドシートも同じだろうと思ったが、「やっぱり」という結果だった。
 
何のための食味分析だったのだろうか。
分析するのはタダではない。
1回何万とかかる。
それを何種類も頼んでいるのだから、相当な金額になってしまうのだ。
その高価で貴重な分析結果を、産地として活かせないというのは、「損」のなにものでもない。
 
島根おおちで栽培している「石見高原ハーブ米きぬむすめ」は、ハーブをすき込むという、珍しい農法を取っている。
そのため、良い面と悪い面の両方が見えている。
悪い面を良い面にするためには、今までの栽培技術では無理だということは、自分が田んぼの土を見て説明したはず。
それを覚えていれば、ブランドシートは修正がされたはず。
 
でも修正はされていない。
ということは、忘れてしまっているのか、修正に時間がかかるほどの問題があるのか。
それに、今回の分析結果による修正が加わる。
であれば、ブランドシートは赤文字だらけとなるのが当たり前。
 
でも今回のブランドシートの赤文字は、昨年中に埋めておかなければならない部分。
今回のブランドシートでの修正部分ではなかったのだが・・・
 
まずは、分析結果を活かたブランドシートに修正してもらいたいと思う。
さらにハーブを使用しているというのは、PR面で有効なのだが、そのへんの説明が一つもないので、PR面の修正も必要だろう。
 
それ以外の追加は、全ての産地に頼んでいる「豊作シート」と「不作シート」の作成。
 
修正部分は少ないように聞こえているかもしれないが、いざ修正始めると、半分程度を直さなければならないと思う。
大変な作業となるかもしれないので、急いでもらいたいと願う。
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田舎館ブランドシート

2016年01月27日 10時41分08秒 | Weblog
今年秋から「超米屋」用にブランド化を進めている青森県田舎館村からブランドシートが届いた。
 
田舎館村と言ったら、外国の人も知っている「田んぼアート」の産地。
なのだが、自分たちのブランド米を持っていない産地でもある。
自分としては「不思議」でしかなかった。
 
今回、山形県の遠藤五一さんつながりで、この田舎館村と縁が出来て、ブランド化をしていくことになった。
 
ブランド化を考えたことが無い産地からすると、自分のブランド化計画は、かなりハードルが高く感じるようで、田舎館村ブランドシートも、なかなか送られてこなかった。
 
「手を差し伸べよう」と何度も思ったが、「田舎館村として一生懸命に考えて、どこまで出来るか」を見てみたいという思いもあったので、じっと待つことにしていた。
 
届いたブランドシートは、一通り埋まっているものの、やはり説明不足である。
でも今回、自分はこれをOKとした。
 
理由は
・新しく生まれるブランドであることから、比較対象が無いということ。
・栽培については、遠藤五一さんの考え方が加わること。
・田舎館村の歴史と文化の有効活用が、自分でも判断しきれていないこと。
などがある。
 
つまり、田舎館村ブランド化計画は、まだ全てがゼロ。
スタートラインに立ったばかりなのだ。
よって、「ブランドシートを埋めてきた」というだけで、今は合格。
 
秋まで、このシートには、膨大なデータが加わる。
そのデータ全ては、「超米屋」のため。
そして出来上がってくるお米も「超米屋」専用となる。
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石見銀山ブランドシート

2016年01月26日 18時04分10秒 | Weblog
昼前に、JAしまね石見銀山地区本部から、ブランドシートが届いた。

JA島根石見銀山地区本部のブランド米は
・『世界遺産米シリーズ』「巨木・ご神木・棚田米」石見銀山特別栽培つや姫
・『世界遺産米シリーズ』石見銀山特別栽培つや姫
・『世界遺産米シリーズ』石見銀山特別栽培コシヒカリ
(ブランド名が、昨年とは違うので、ブランド名は変更?)
の3タイプ
 
なのだが、大問題が勃発。
栽培方法にほとんど違いが無い。
雑に言うと、地域が違うだけ。
 
なんでもかんでも、違いを出せばよいというのものではない。
しかし、土質分析をすれば、地域ごとに差が出るはずだし、出る方が自然。
であるのだから、施肥基準と品質向上技術についても、当然違いが出るものだ。
 
さらに今回は、食味などについても分析をしている。
その結果を踏まえれば、栽培変更は絶対あるはずなのだ。
でも、それが無い。
 
「このブランドシートは、本当に分析・検討した結果から作り上げたものなのだろうか」と、疑いたくなる。
分析・検討したというのなら、もっとシートに変更部分があっても良いと思うし、内容が濃くなってもおかしくない。
しかし、受け取ったシートは、恐ろしく薄い。
 
これは困った。
 
石見銀山は、この1年間、いったい何をしていたのだろうか。
悪いが、危機意識が無さすぎる。
これでは、他の産地と戦えない。
一瞬にして、吹き飛ばされてしまう。
 
果たして石見銀山は、ブランドシートを修正できるのだろうか。
さらに、豊作・不作シートも作らなければ成らないのだ。
 
厳しいぞ。
これは!
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