青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

散歩をしながら清掃活動をする女性

2015-01-10 06:54:40 | 報道・ニュース
■国道286号線


昨日の私のブログで駐車場の清掃活動についてご紹介しました。

偶然と言えば変ですが、昨日、ウォーキングをしている時に散歩をしながら歩道の清掃活動をしている女性に会いました。
女性は、大小2枚のビニール袋と白い手袋をはめてゴミバサミを持ち、小さなリックを背負っていました。

私自身、ボランティアで駐車場の清掃活動をしていますが、道路の清掃、それも散歩をしながらゴミ拾いをするという考えが無かったことから黙々と拾っていた女性に声をかけてみました。

5年前から清掃活動をしていると話していました。
きっかけが何だったのか聞くのを忘れてしまいましたが、お天気の良い日はほとんど毎日、朝早く起きて清掃をしていると言っていました。

約2時間の散歩なそうですが、出来るだけゴミの集積日に合わせてやっているそうで、普通のゴミや燃えないゴミ、プラは一緒の袋に、ベットボトルとカンはもう一つのゴミ袋に入れ、後で分別すると言っていました。

5年前は、直ぐゴミ袋がいっぱいになり拾うのも苦労したそうですが、その後、ポイ捨ての量は徐々に減ってきていると話していました。
以前と違い道徳心が向上してきたのかもしれない言っていましたが、捨てる人も拾っている人の姿を見てポイ捨てを止めようと思ってくれる人が何人かでもいれば良いと思っていると話していました。
女性は、「ボランティア」という言葉は嫌いと言っていました。
何故そうさせるのかは分かりませんが、自主的に労力奉仕をしている本人ですが、結構、周りの人の目が厳しい時もあると言っていました。
ボランティアと称して売名行為とか、何か目ぼしいものがないかとか、お金が落ちているのではとか、いろいろな思いで拾っているのではないかとか、私にとっては、考えすぎではないかと思われることを言っていました。
女性は、勿論、他の人にはボランティアで清掃活動をしているということも言わないし、知ってもらいたいとも思わないし、余りの汚れのひどさに何とかしたいと思って行動しているだけと淡々と話していました。
5年の間にいろいろなことがあったのかと思われる言動でしたが、それを続けていることに本人は何かを掴んで生きがいを感じているのではと思いました。

私が駐車場の清掃活動を率先してやっていて、「皆で綺麗に使いましょう。」という貼り紙もしたと話したところ、「○○しましょう。」という表現は嫌いな言葉と言っていました。
トイレに「綺麗に使ってありがとうございます。」という貼り紙を見かけることがありますが、それを読むと綺麗にせざるを得ないという気持ちになるので、貼り紙も工夫次第と言っていました。

5年間も黙々と散歩をしながら清掃活動をしていくことに女性のパワーを感じながら、継続していく日々の積み重ねが大事なのではと教えられたようか気がしました。
私自身、いろいろと考えさせられた女性との会話でした。