青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

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東日本大震災から間もなく6年~スポーツと震災復興~未来の東北創造フォーラムに参加して

2017-03-09 06:30:00 | 報道・ニュース

■『未来のとうほく創造フォーラム2017 スポーツの力!Ⅲ~スポーツと震災復興~』

 

■招待券

■会場

 

■『未来のとうほく創造フォーラム2017 』プログラム・『東北・みやぎ復興マラソン2017』

 

 3月5日、仙台放送主催の『未来のとうほく創造フォーラム2017 スポーツの力!Ⅲ~スポーツと震災復興~』へ行ってきました。

 今回は、開催のDMをいただき、東日本大震災から間もなく6年を迎えることから、『スポーツと震災復興』の表題が気になり申し込んでいました。先着600名に入り招待券をいただいていました。

 イベントスケジュールでは、第一部基調講演で「スポーツのチカラと復興」(陸上競技解説者金哲彦氏)、第二部パネルディスカッションで、司会仙台放送アナウンサー金澤聡氏、パネラー陸上競技解説者金哲彦氏、サッカー日本代表コーチ手倉森誠氏、東北大学多元物資科学研究所所長・教授村松淳司氏、閑上地区まちづくり協議会副代表世話役今野義正氏により進められました。

 陸上競技解説者金哲彦氏からは、スポーツの起源と歴史、スポーツ庁の第二基本計画、スポーツ産業の市場経済と拡大見込み、県外参加の多いマラソン大会、ランニングブーム「10年の変化」、マラソンを続ける理由、2015年マラソン完走者数、マラソンの変遷、マラソンの経済効果など、具体的な事例と数表に基づき、マラソン選手や陸上競技解説者の経験を活かしながらいろいろな情報をもとに講演がありました。

 復興マラソン大会については、「2017熊本城マラソン」、「神戸マラソン」、「2016石巻復興マラソン」、「東北風土マラソン&フェスティバル」、「2014ボストンマラソン」について、それぞれの開催目的などを語られ、10月1日に開催される「東北・みやぎ復興マラソン2017」については、熱い思いを込めて講演がありました。

 「東北・みやぎ復興マラソン2017」は、サブタイトルで「復興が進む大地に、新しい感動・記憶・元気を創り出す。」となっていて、宮城県の沿岸部、名取市・岩沼市・亘理町にまたがるエリアで震災後の県内では初となる公認マラソン大会を開催することになっているそうです。既に、2月22日よりエントリースタート(先着順)をしていて、フルマラソン(42.195km)、ファンラン(6km)、親子ペアラン(2km・500組)、車いすジョギング(2km・50人)が予定され、かさ上げ道路や防波堤などの整備が進む沿岸道を潮騒の音を聞きながら走る大会になるようでした。

 パネルディスカッションは、スポーツと震災後の貢献、震災直後の活動、運動が身を守る、スポーツと地域づくり、地域とスポーツの関わり、観客としてより楽しむために、文化的財産「スポーツ」建築・彫刻・絵画などのテーマによりパネラーが意見交換をしていくという進行でした。

 それぞれのパネラーの立場からの経験をふまえての発言で大いに興味を持ちながら拝聴してきました。