■『第28回定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台』
9月8日から9日までの2日間、第28回定禅寺ストリートジャズフェスティバルが、仙台市青葉区の定禅寺通など市中心部で行われました。
青葉、宮城野両区の計47カ所にステージが設けられ、2日間で約780組、約5000人が出演しました。
私は、8日、錦町公園いこいの広場(芝生)で行われた、「オカリナグループアイリス」の演奏を聴きに行ってきました。
趣味にオカリナをやっていたことから、先ず、最初に訪れることにしました。
当日は、朝から雨模様で、午前11時から始まったフェスティバルは、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興への祈りを込めた1分間の「A(ラ)」の音の演奏から始まりました。
観客の方々は、1分間の「A(ラ)」の音を聞きながら神妙な面持ちで黙とうをしました。
オカリナ演奏を聴いた後は、錦町公園集いの広場、NHK仙台放送局杜の階段広場、勾当台公園野外音楽堂、勾当公園滝前、勾当台公園市民広場、円形公園、定禅寺通りのステージと歩き回り、ジャズ、ロック、ポップスなど多彩な音楽を聴きながら一日を過ごしてきました。
ソロ奏者からビックバンドの演奏するステージは、どこも音楽ファンに溢れ盛り上がっていました。
特に印象に残ったのは、錦町公園集いの広場で開催された「JSFスウィングカーニバル」でした。
会場には、楽器を持った観客が沢山いて、ステージで繰り広げられる演奏家と一緒に演奏し、会場から募った即席の演奏家とのコラボレーションの演奏もあり、第28回のテーマ「伴走」に相応しく、出演者、観客、運営、スタッフともに「みんながみんなの伴走者」として繰り広げられ、双方向の素晴らしいジャズフェスティバルになっていました。
音楽漬けになりながら楽しい時間を過ごした一日でした。