■生徒の作品・私の作品
7月8日は、令和元年度第3回絵手紙教室でした。
7月期は、垂らし込み技法で暑中見舞いを描くという教室でした。
垂らし込み技法という聞きなれない方法ですが、紙に水を塗って濡らし、その上から絵の具などを置いてにじませ、彩色する方法でした。偶然にできるにじみや混色が思わぬ表現を生み、筆の動かし方によっても表情が変わるという楽しさが広がる描き方でした。
会員が持ち寄った季節の花などを題材に描きました。
私は、ダリアを描きました。
生徒の皆さんの作品は、垂らし込み技法の特色を生かした絵手紙になっていましたが、私のダリアは、垂らし込みの雰囲気は出ていたものの、ダリアの花弁と葉っぱの構図が今一で納得のいく絵手紙にはなりませんでした。
もう少しデッサンと色遣いに工夫が必要なのではと反省しています。
次回の教室は9月の予定で、ざるや籠などを題材に柿渋を使っての一閑張になります。
一閑張とは、日本の伝統工芸品である紙漆細工のことなそうですが、その工芸品を作って絵を描く絵手紙教室になるようでした。
どんなものができ上がるのか二カ月先を楽しみにしていたいと思っています。