夫の7連休も、今日で早6日目。
休みに入る前には、どこに行こうかな?といろいろ画策していましたが
結局暑さに負けて、ご近所をうろちょろ

電車で出かけても、都内のエキナカ&デパートどまりで
遠出の散策は全く出来ず、なんだかもったいない休暇でしたが
この夏、暑さで倒れる・・・と言うのは、もはや大げさな話ではないですから無理は禁物ですよね。
そんな今日も、昨日までの暑さのさらに上をいく猛暑で
わが家の温度計が朝9時の時点で、すでに32度を示していましたので
せめて涼めるところへと思い 借りぐらしのアリエッティ を観に行ってきました。

さすがジブリ作品、映像は本当にきれいですよね。
あまりの鮮明さに、クラクラっと酔っちゃうような美しさです。
あっという間の1時間半で、全く飽きずに観ていられましたが
盛り上がりとかハラハラ感が、少々少ない作品だったような?
人間を利用しながらも、人間に敵対心を抱くアリエッティたち小人家族。
心を開きつつも、結局小人と人間はお互いに受け入れ合うことなく
物足りなさや割り切れなさを残しながら、旅立ちの時を迎えます。
原作はイギリスのメアリー・ノートンの児童文学で、1952年の作品とのこと。
作品の年代を考えると、純粋なおとぎ話なんですよね。
だからあくまで、人間と関わってはいけないという
小人界の不文律が、絶対重視されているのかもしれません。
おとぎ話と言うのは結構残酷で、ハッピーエンドと言う終わり方が少ないですよね。
現代作品ならきっと、人間と小人の共存がテーマになっているんじゃないかな~?とも思ったり・・・・
原作的にはこのあと続編が何冊も続くようなので、そちらも読んでみたい気もします。


