小さいおうち の姉妹小説と言うフレーズに惹かれて、中島京子さんの 女中譚 を読んでみました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
90歳を超えるばあさんは「アキバ」のメイド喫茶に通い、かつて女中をしていた若かりし頃の思い出にふける。
いつの世にもいるダメ男、わがままお嬢様、変人文士先生につかえる、奥深い女中人生…。
直木賞受賞作『小さいおうち』の姉妹小説。
昭和初期に、女中をしたり、女給をしたり、時にはダンサーをしたりして、しぶとく生きてきた
ちょっとすれっからしの90歳のおばあさんが、アキバのメイド喫茶に通いながら
若い女の子相手に、昔話を語って聞かせるという設定のお話。
小さいお家との共通点は、時代が昭和初期、女中が主人公と言うところだけで
小さいお家は、舞台になった家庭も、登場人物も、女中の性格も真面目でつましく
こちらはあくまで、時代も女中と言う職業も、暗く、ドロドロと描かれています。
ちょっとひるみそうになりながら、読み進めましたが
先が気になってしょうがない怪しいストーリーは、これはこれで傑作かも。
またそれぞれの短編が、林芙美子、吉屋信子、永井荷風の作品のトリビュートになっているそうで
私は未読ですが、そちらと比較してみるとさらに面白みが増すかもしれません。
実際の当時の世の中が、有名人の実名とともに描かれていて
時代考証が実にうまく、しっかり描かれたものだというのが分かります。
だからなおさら・・・現代のメイド喫茶、必要だったのかな~?
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90歳を超えるばあさんは「アキバ」のメイド喫茶に通い、かつて女中をしていた若かりし頃の思い出にふける。
いつの世にもいるダメ男、わがままお嬢様、変人文士先生につかえる、奥深い女中人生…。
直木賞受賞作『小さいおうち』の姉妹小説。
昭和初期に、女中をしたり、女給をしたり、時にはダンサーをしたりして、しぶとく生きてきた
ちょっとすれっからしの90歳のおばあさんが、アキバのメイド喫茶に通いながら
若い女の子相手に、昔話を語って聞かせるという設定のお話。
小さいお家との共通点は、時代が昭和初期、女中が主人公と言うところだけで
小さいお家は、舞台になった家庭も、登場人物も、女中の性格も真面目でつましく
こちらはあくまで、時代も女中と言う職業も、暗く、ドロドロと描かれています。
ちょっとひるみそうになりながら、読み進めましたが
先が気になってしょうがない怪しいストーリーは、これはこれで傑作かも。
またそれぞれの短編が、林芙美子、吉屋信子、永井荷風の作品のトリビュートになっているそうで
私は未読ですが、そちらと比較してみるとさらに面白みが増すかもしれません。
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