nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

池井戸潤 銀行狐

2014-11-13 21:28:44 | 本・雑誌・ドラマ
文庫になっている池井戸作品でまだ読んでいないものは、多分あと2冊。
そのうちの1冊 銀行狐 を読みました。
短編集&かなり初期の作品です。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
狐と署名された脅迫状が、帝都銀行頭取宛に届けられた。
「あほどもへ てんちゅー くだす」。
具体的な要求はないが、顧客情報漏洩、系列生保社員の襲撃と犯行はエスカレートする。
狐の真意と正体は?(「銀行狐」)。
元銀行マンの江戸川乱歩賞作家ならではの緻密でスリリングな表題作ほか、5編収録の短編集。

目次・・・・
金庫室の死体/現金その場かぎり/口座相違/銀行狐/ローンカウンター

池井戸作品ですから、もちろん銀行ものですが
死体発見から始まる1話目の金庫室の死体と、5話目のローンカウンターは
一瞬警察小説?と思えるほどで、事件性が高く、サスペンス色が強く、その後の作品とはちょっと印象が違うような感じでした。
2話目から4話目までは、やっぱり池井戸さんだ~と思える作品で、ネタ的にはその後の作品とかぶる部分もあったり
銀行総務特命で登場の指宿修平がひょっこり出て来たり、後々に向けての伏線が秘められた1冊となっています。
初期の作品ながらストーリーの組み立てはしっかりしていて、池井戸さんって最初からすごかったんですね。





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