nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

緒川怜 冤罪死刑

2016-11-27 21:37:35 | 本・雑誌・ドラマ
緒川怜さんの 冤罪死刑 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
三年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺人事件。
しかし、冤罪スクープを狙う通信社記者と、正義感に燃える女弁護士が事件を洗い直すと、意外な新事実が。
死刑判決、小児性愛、ハニートラップ、偽証、老刑事の告白ー。
どんでん返しの連続の後、幾重にも張られた伏線が鮮やかに回収される、会心作!

いきなり、リアルに再現された死刑のシーンから始まり、早々に心臓がバクバク・・・・
導入部分がかなり難解で、専門的な表現も多く、いくつかの事件が別々に展開され、どれとどれがどう結びつくのか?
文章自体も堅苦しく、ノンフィクションのレポかと思うほどで、とっかかりに苦労しました。
しばらく読み進めて、軌道に乗って来て、面白くなったと思った矢先。
ハタと気が付きました!テレビドラマで見た作品だったと・・・
そこからは配役も思い出され、伏線も、結末も分かってしまったから
ドキドキが一気に急降下してしまい、ちょっと勿体なかったです。
ストーリーもオチもよく練られているけど、ムリクリ感も禁じえず、もう少し唸らせてもらいたかった!

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