このところ何にも書くことがなくて、読みためておいた読書ネタから放出中!
薬丸岳さんの 誓約 を読みました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
家庭も仕事も順風満帆な日々を過ごしていた向井聡の元に、一通の手紙が届く。
「あの男たちは刑務所から出ています」。
便箋には、ただそれだけが書かれていた。
送り主は誰なのか、その目的とは。
ある理由から警察にも家族にも相談できない向井は、姿見せぬ脅迫者に一人立ち向かうが。
故郷、家族、犯した罪…。葬ったはずの過去による復讐が、いま始まる。
娘を殺された女性から、過去を清算するための援助を受ける代わりに、犯人に対する復讐を誓わされた男の物語。
人を殺しても被害者がひとりの場合は死刑にはなりにくく、数十年で戻ってきてしまう現実。
犯罪被害者の家族の気持ちは、何年経とうが拭い去られるものでもなく、憎しみと悲しみは永遠に続きます。
また一度罪を犯したあと、立ち直って真っ当に生きて来た者にも、さらなる償いが必要なのか?
向井を脅迫している、影の人物は誰なのか?
一筋縄ではいかない複雑なサスペンス仕立てになっていて、とにかく先へ先へとかき立てられていきます。
ある程度先が読めたという気になっていたのですが、最後には想像以上の真実が待ち構えていました。
話の組み立てに無理やり感も否めませんが、犯罪の重さに見合うところの、罪と罰のバランスについて重く考えさせられる一冊です。
薬丸岳さんの 誓約 を読みました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
家庭も仕事も順風満帆な日々を過ごしていた向井聡の元に、一通の手紙が届く。
「あの男たちは刑務所から出ています」。
便箋には、ただそれだけが書かれていた。
送り主は誰なのか、その目的とは。
ある理由から警察にも家族にも相談できない向井は、姿見せぬ脅迫者に一人立ち向かうが。
故郷、家族、犯した罪…。葬ったはずの過去による復讐が、いま始まる。
娘を殺された女性から、過去を清算するための援助を受ける代わりに、犯人に対する復讐を誓わされた男の物語。
人を殺しても被害者がひとりの場合は死刑にはなりにくく、数十年で戻ってきてしまう現実。
犯罪被害者の家族の気持ちは、何年経とうが拭い去られるものでもなく、憎しみと悲しみは永遠に続きます。
また一度罪を犯したあと、立ち直って真っ当に生きて来た者にも、さらなる償いが必要なのか?
向井を脅迫している、影の人物は誰なのか?
一筋縄ではいかない複雑なサスペンス仕立てになっていて、とにかく先へ先へとかき立てられていきます。
ある程度先が読めたという気になっていたのですが、最後には想像以上の真実が待ち構えていました。
話の組み立てに無理やり感も否めませんが、犯罪の重さに見合うところの、罪と罰のバランスについて重く考えさせられる一冊です。
![]() 誓約 (幻冬舎文庫) [ 薬丸岳 ] |