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nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

ピエール・ルメートル 悲しみのイレーヌ

2017-07-09 15:01:33 | 本・雑誌・ドラマ
昨年読んだ その女アレックス に登場するヴェルーヴェン警部のデビュー作品であるとともに
ルメートル自身のデビュー作でもある 悲しみのイレーヌ を読みました。

あらすじ・・・・
奇怪な連続殺人をめぐる物語がたどりつく驚愕の真相。
若い女性の惨殺死体が発見された。パリ警視庁のヴェルーヴェン警部は、部下たちと捜査を担当することになった。
殺人の手口はきわめて凄惨で、現場には犯人のものと思われる「おれは帰ってきた」という血文字が残されていた。
やがて第二の事件が発生するとともに、過去の未解決事件との恐るべきつながりが浮かび上がる。

とにかくいくつもの殺人が次から次に展開され、ほぼ猟奇的な文章で成り立つこの作品。
怖いものが苦手の私にとって、まさに試練としか言いようのない苦行でした。
しかも その女アレックス を読んでいたので、この作品の行きつくところも分かっていて、より辛かったのですが
それでも読むのを止められなくなるほど、途中思わぬ仕掛けに唸らされて
もう一度最初から読みなおしたくなったりと、練りに練って凝りに凝った作品でした。

その女アレックス 悲しみのイレーヌ どちらも未読な方は、こちらの作品から読むことをお勧めします。 

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