島本理生さんの 七緒のために を読みました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
転校した中学で、クラスメイトとは距離をおく多感な少女・七緒と出会った雪子。
両親の離婚危機に不安を抱える雪子は、奔放な七緒の言動に振りまわされつつ、そこに居場所を見つけていた。
恋よりも特別で濃密な友情が、人生のすべてを染めていた「あの頃」を描く、清冽な救いの物語。
他に「水の花火」収録。
七緒のために/水の花火
嘘と現実の境目をなくした面倒くさい少女と、家庭の事情におびえ脆くなっている少女。
互いを求めながらも、どこかではねつけてしまうような友情物語。
今思えば、14歳くらいって誰もがもがいていたと思います。
些細なことで悩み、自分を持て余し、人を傷つけ、大人に頼りつつも、結局突っぱねる・・・
そんな時代の心の葛藤を、と友情を、ややこしくも丁寧に描いてありました。
もうひとつの水の花火も、人物は違えど高校生の少女が主人公で、七緒のためにと重なるようなストーリーですが
後者の方は年齢的にリアルタイムで書かれたもので、前者の方はそれから約10年の時を経て書かれたものだそうです。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
転校した中学で、クラスメイトとは距離をおく多感な少女・七緒と出会った雪子。
両親の離婚危機に不安を抱える雪子は、奔放な七緒の言動に振りまわされつつ、そこに居場所を見つけていた。
恋よりも特別で濃密な友情が、人生のすべてを染めていた「あの頃」を描く、清冽な救いの物語。
他に「水の花火」収録。
七緒のために/水の花火
嘘と現実の境目をなくした面倒くさい少女と、家庭の事情におびえ脆くなっている少女。
互いを求めながらも、どこかではねつけてしまうような友情物語。
今思えば、14歳くらいって誰もがもがいていたと思います。
些細なことで悩み、自分を持て余し、人を傷つけ、大人に頼りつつも、結局突っぱねる・・・
そんな時代の心の葛藤を、と友情を、ややこしくも丁寧に描いてありました。
もうひとつの水の花火も、人物は違えど高校生の少女が主人公で、七緒のためにと重なるようなストーリーですが
後者の方は年齢的にリアルタイムで書かれたもので、前者の方はそれから約10年の時を経て書かれたものだそうです。
![]() 七緒のために (講談社文庫) [ 島本理生 ] |