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nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

島本理生 七緒のために

2017-07-28 17:18:07 | 本・雑誌・ドラマ
島本理生さんの 七緒のために を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
転校した中学で、クラスメイトとは距離をおく多感な少女・七緒と出会った雪子。
両親の離婚危機に不安を抱える雪子は、奔放な七緒の言動に振りまわされつつ、そこに居場所を見つけていた。
恋よりも特別で濃密な友情が、人生のすべてを染めていた「あの頃」を描く、清冽な救いの物語。
他に「水の花火」収録。

七緒のために/水の花火

嘘と現実の境目をなくした面倒くさい少女と、家庭の事情におびえ脆くなっている少女。
互いを求めながらも、どこかではねつけてしまうような友情物語。
今思えば、14歳くらいって誰もがもがいていたと思います。
些細なことで悩み、自分を持て余し、人を傷つけ、大人に頼りつつも、結局突っぱねる・・・
そんな時代の心の葛藤を、と友情を、ややこしくも丁寧に描いてありました。

もうひとつの水の花火も、人物は違えど高校生の少女が主人公で、七緒のためにと重なるようなストーリーですが
後者の方は年齢的にリアルタイムで書かれたもので、前者の方はそれから約10年の時を経て書かれたものだそうです。


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