伊坂幸太郎 PK

娘が残していった本の中から、伊坂幸太郎さんの　PK　を読みました。

あらすじ・・・・（「BOOK」データベースより）
人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。
その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。
勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。
三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。

ＰＫ／超人／密使

3話からなる短編集かと思いきや、実はすべてが壮大につながっていて、どこまでも果てしない物語。
狙いは決して、きれいには倒れないドミノ倒しなんだそうですが
柔軟な理解力を持って読まなければ、ただの不可思議な物語。
つじつま合ってるようで合ってないよね？という思いもあるんだけど
実に深いと言えばそうだし、世の中の輪廻ってこうなっているのねと、なんとなく仏教の世界にもつながる感じ。
伊坂ワールドがわかっていなければ、何のことやら？？という世界であるのも確かです。

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