子どもの頃の記憶に 深く植えつけられた花というと
それは 白木蓮と 八重桜だろうな~
通っていた幼稚園は
たくさんの 白木蓮や 八重桜の木に 囲まれていた
春になると
大ぶりな白い花が 大きく広がる枝々を 覆うように咲き
まるで 火を灯した無数の蝋燭に飾られた 豪華な燭台のようにみえた
子どもたちが その頃の私と 同じ年頃になった時
懐かしくて 子どもを連れて 昔の幼稚園を訪ねてみた
幼稚園は 記憶にある建物よりも こじんまりとし
天をつくように思えた木も 拍子抜けするほど 普通の大きさだった
私の記憶の中の木は もう枯れてしまったのかな?
それとも・・・