母の納骨を済ませました
その日に出逢った 不思議な縁をお話をしましょうね
法要の前に お墓を掃除しようとしていて ふと振り向くと 男の人が立っていました
私の知っている人 近しい人なのに 誰だか思い出せない
「 〇〇君?(甥の名前) 」
「 いいえ 僕は・・・ 」
彼は 滅多に顔を合わせることはない遠い親類でした (20年ほど前に一度逢ったかも・・)
でも 血が繋がっていると どことなく 私の知っている誰彼の面影があるんですよね~
実家のこの菩提寺は 彼の通勤途中なので 時々お墓参りと掃除をしているのだそうです
直系でいえば 彼の曽祖父は 確かに このお墓に眠っていますが
お墓は もう 分かれてしまっているのに・・・
「 ところで 今日は何かあるのですか? 」
「 ええ 私の母の四十九日の法要が・・ 」
彼の仕事は 夕方から打ち合わせがあるだけだそうで 急遽 法事に参加することになりました
お墓の掃除テキパキと・・ その上 山の上の方にある古い先祖の墓石群も掃除するのだそうです
今どき こんな人がいるでしょうか? ( 私は「生きもの係り」で 不信心ものです )
仕事がIT系だけど 理系と文系 両方を兼ね備えているという感じ
話をしていると いろいろな世界がどんどん広がっていくような人です
信心に欠ける私ですが この時ばかりは 神も仏も信じる気持ちになりました
「 今までよくやってくれたね もう自分の事をしなさい 」
ご先祖さまから こういわれているような気がして・・・
次の世代が こんなに立派に育っているのですもの
もう 実家のこと 心配しなくても大丈夫ですね
彼は 自分の著書も出していて
こんな本です (下)