息子家族と 娘家族が 我が家に集まり 夕食も済み
そろそろ帰ろうかという時
ゴンままが 帰る前にトイレに行っていらっしゃいというのに
ゴン太(息子の方の孫)は 行かないと頑張っている
その前 遊びに夢中になって 便座に座る前に おしっこを漏らしてしまったので 着替えはこれ以上ない
ゴン太の頑固さに辟易の ゴンまま
すると マメ子(娘の方の孫)が 言った
「 ゴン太君! 2階の『王様のトイレ』を使ってみる? 」
マメ子が トイレのドアを開け
「 ジャーン これが『王様のトイレ』よ 」
「 さあ 座って! 」
すると ゴン太はニコニコ顔で 便座に座った
私も覗いて「 カッコいい~ 」と 言う
こんなお姉さん振りを発揮するマメ子だが
その少し前には マメ子が小さい頃 私が遊んでやっていたのと同じように ゴン太と遊んでいるのを見て 急に表情を強張らせた
そして すぐに パパとママの処に行き 無理難題
「 もう ゴン太と一緒に遊ばない 」と困らせていたのを 私は知っている
お姉さんになれたね マメ子!
一つ 一つ 乗り越え 成長していく姿を 黙って見守るのが 私の役目
二家族が帰って ホッと 夫と顔を見合わせる
やっと
伸~~び 伸び~