「土より生まれいずるもの」というテーマで
日本で最も古い窯といわれる備前焼が展示されています。
備前焼は須恵器をルーツとして、うわぐすりをかけず
田土と呼ぶ良質の陶土を火力の強い松割木を燃料にして
時間をかけゆっくりと焼き締めるそうです。
登り窯の中で土と炎が出会う・・・
そして、焼き物が生まれるのです。
ところで・・・部屋に一歩入ると・・・
大きな備前焼の花入れに、巨大なツルのオブジェが作られています。
そのツルは、部屋中をのた打ち回って・・・(ホント!)
下手すると、頭を引っ掛けるかも・・・
古流松應会副家元の作品です。
隣の部屋も同じイメージで作られています。
花は、シャクヤクとカスミソウですね。
いや・・・もう・・・どうやって撮ったものやら・・・
ここが一番難しくて、考えてしまいました。
エリスマン邸
地図
私も備前焼が好きで、数年前から備前伊部市を一年に一度訪れて、急須やお皿、花瓶などを衝動買いします。
人間国宝の作家の作品で無ければ、小遣いに少し足すくらいで手に入るので、、、
そう・・・ぴったり!!
炎と土とが出会い、ひとつの器になるという表現が合う焼き物ですね。
ナベショーさんのつくる料理を備前焼の器に盛って、食したら素敵でしょうね!