MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

風さんとろみさん

2007-01-11 20:37:34 | その他
風さんのテント、リュックとカメラは、ろみさんの許に戻ったけれど、風さんは、まだ見つかりません。
雪のなかで眠っているのでしょう・・・
でも、魂は、山に迎えに行ったろみさんと一緒に、トマト(風さんとろみさんの愛犬)が待っている家に帰るのです。

昨夜は何度も目が覚めて、ろみさんの悲しみと苦しみを思い、新たな涙を流しました。

私が風さんに対して持つイメージは、自分の命を燃やして、輝いているような人。
でも、とても優しい目を持っている。
ろみさんは、愛情が深くて、可愛いい人。

幸せな二人は、荒地に咲いた可憐な花のように思えて、そっと守ってあげたいような気持ちで見ていました。

風さんのブログろみさんのブログを行き来していて、ある日、「?」と思うことにぶつかりました。

ろみさん、話してもいいよね!?

その日は、風さんが撮った「カンザクラ」がテーマ。

風さんの12/20の記事で、コメントを書いていたときの事。
私のコメントの後に、次のような歌が・・・

寒空に あなたのピンク 頬染めて やさしい気持ち 甦る
・・・詠み人知らず

すると、風さんの返歌。
黄昏に 幼き頃の 香り立つ 母の面影 揺れるカンザクラ

再び、詠み人知らず・・・
亡き母の 香りの変わりは 出来ぬとも あたたかな風 届けられたら

いったい何だろう?と思っていたら、後日分かりました。
風さんとろみさんは、喧嘩したんですね・・・
で、ろみさんが、風さんのブログのコメントに、名前を伏せて歌を詠んだということなんです。
風さんは、早くにお母様を亡くされたらしい。
大好きなお母様だったんですって・・・

こうして、二人は仲直りしたんですが、ブログで相聞歌とは・・・
現代版万葉の世界で、恐れ入りました。


風さんは、私の前を、彗星のように通り過ぎました。
すごい生命力と、人に対する優しさを持って・・・
私はまだ、その彗星の尾の余韻のなかで途方に暮れています。

でも、生きている限り、立ち止まることはできません。
歩き始めなければ・・・
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時を戻せるならば・・・

2007-01-10 19:30:38 | その他
風さんと、ろみさん(奥様)に出会ったのは、1ヶ月前、12月9日でした。
風さんが主催した「横浜の夜景とイルミネーションの撮影会」に参加した時のことです。

このブログは、まだなく、こもれびにっきというブログを10月に始めたばかりでした。
文を書くのが楽しくて、続けていました。
ブログに載せるため、夫のデジカメを借りていたのですが、いつも、「おまかせモード」または「花モード」で撮っても、そこそこのものが撮れるのです。
本当に、今のカメラは優秀です。

たまたま、撮影会に参加させていただいたのですが、知識も意欲もないので、不安でした。
三脚だって初めて使うのです。
物入れの片隅にあった埃だらけの三脚を持ち出しました。

そんな私を、優しく迎えいれてくださった、風さんとろみさん・・・
夜景を撮る方法や、私のカメラについても、いろいろな事を教えてくれました。
当日は、寒く小雨の降る悪天候。
体の調子が悪い、風さん・・・
それなのに、ちっともそんな事を気付かせず、みんなの面倒をみてくれました。

大桟橋で会って、夜景を撮り、赤レンガ倉庫に向かう途中で、夕食をとりました。
そこで、ゆっくりとお話をしました。
その日集まったメンバーは、誰もが会うのは初めてだったんですね!
びっくり・・・

その後、みなとみらいのビル群、ランドマークタワーのクリスタル・ツリーを撮りました。
こんな、素晴らしいコースを案内してくださり、住んでいる私も知らない、横浜の美しさを見せてくださったことに、感動しました。

私が撮った写真は、失敗がすごく多かったのですが、撮れていたものもあったのです。
それは、励みになりました。
また、その時、知り合った方たちの写真を見せていただいて、写真の素晴らしさも知りました。
それが、このブログの始まりなのです。

風さんのテントと寝袋、そしてカメラが発見されたそうです。
捜索は中止になりました。

ろみさんは、今、千畳敷ホテルにいます。
風さんが迎えに来てくれて、今、二人っきりでいるそうです。

もう一度、12月のあの日に戻れたら・・・
今の悲しみを、どんな事があっても止めるのに・・・
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時間が過ぎてゆく・・・

2007-01-09 21:03:00 | その他
このブログのブックマークにもある風さんが、木曽駒ケ岳で消息を絶ちました。
昨日から、重く心にのしかかっています。
私がこのブログを始めたのも、風さんの主催した「横浜の夜景撮影会」のお陰です。
まだ知り合って間もないけれど、生きてゆく煌きを持っているような人。
とても影響を受けています。

また、彼の撮る写真も、私にとっては驚き・・・
生きるもの、自然への愛情、そして彼自身の生きる力が伝わってくる写真です。
今まで、写真って、旅行に行った記念にパチリ・・という事しか知らなかった私に、写真の世界を見せてくれた人。

今朝、台所に立っていたら、テレビのニュースで、「遭難か?」という言葉が聞こえ、心臓がドキンと飛び上がった。
今日は仕事に出かけなければならなかったけれど、家族にも誰にも話せなかった。
口にすると、それが事実として目の前に立ちふさがりそうな気がして・・・

仕事中、時々、駒ケ岳のライブ映像をみたり、ネットニュースを見たりしていました。
30分ごとに更新される映像は、白い雪の峰と青い空のコントラストが目に痛いほど。
これは、もう神々の領域ですね・・・
こういう世界に魅せられたら、冬山に登りたいという気持ちも理解できます。

帰りの電車のシートに座ったら、急に気が緩んで、涙が溢れてきました。
深くうつむいているんだけれど、涙が顎の先までつたわって、巻きつけたマフラーの中にポトポト落ちてゆきます。
ああ、もうだめだ・・・涙の貯水池が空になるまであきらめよう・・・
しばらくしたら、アナウンス・・・この電車は、羽田行き・・・エエッ!また乗り間違えた!!
しっかりしなければ・・・





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浅草 3

2007-01-08 15:25:47 | 東京
仲見世は、初詣の人たちでごった返しています。
雷門から仲見世を眺めます。
お正月は、一年でいちばん賑わう時でしょうね!


雷門の辺りには、いつも人力車のお兄さんが客引きをしています。
さすがに体格が良いですね!


吾妻橋の夜景。
右側のビルは、有名なアサヒビール本社。
そして、火の玉のオブジェ。

詳しくは、こもれびにっきをご覧下さい。
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浅草 2

2007-01-07 21:53:12 | 東京
浅草には、いろいろな専門店があります。
扇子屋さん・・・
粋な店構えです。



刃物屋さん・・・
飾り窓のなかを見ているだけでおもしろい。



大きな包丁!!
これは、飾り用ですよね・・・・?



西陣織のお店。
ここは、もう仲見世。



詳しくはこもれびにっきをご覧下さい。
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浅草 1

2007-01-06 15:05:43 | 東京
まだ、お正月の初詣で賑わう浅草を撮りました。
隅田川を行き交う「水上バス」。(上)
六区の「演芸ホール」。(下)



浅草寺本坊の「伝法院」です。
人力車での観光が人気です。



詳しくは、こもれびにっきをご覧下さい。
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習作 グラス 3

2007-01-05 23:06:29 | 習作






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習作 グラス 2

2007-01-04 21:04:54 | 習作
グラスに水を入れてみました。





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習作 グラス 1

2007-01-03 15:42:00 | 習作
シンプルなグラスを撮ってみました。
グラスの底に映る鉢植え。








逆光から・・・
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凍りついた池

2007-01-02 21:42:40 | 自然
元旦の朝、散歩コースにある、ちっさな池は凍りついていました。
日が昇り、氷の面に柔らかな光を投げかけた瞬間、池は命を吹き込まれます。
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