MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

箱根 2

2007-02-08 21:48:23 | 旅行
翌日は快晴。
駒ケ岳ロープウェーに乗り、山頂に向かいます。
山頂には、先日降った雪が残っていました。
風はそれほどないけれど、写真を撮るために立っていると、だんだん凍り付いてきます。
誰でもロープウェーに乗れば山頂に来れるので、ミニスカート、ハイヒールのギャルも結構います。
でも、さすがに外には出れませんね!




南アルプス・・・ひょっとして北アルプスも・・・?・・・白い雪を被った峰々が見えています。



対岸から見た駒ケ岳。
中川一政画伯が、晩年好んで描いた山です。
なんと!97歳で亡くなるまで、現役で描き続けた方です。

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箱根 1

2007-02-07 21:28:37 | 旅行
真鶴の公園で、河津桜や椿やミモザに見とれているうちに、早や日が傾いてきました。
夫はプンプンです。
ほら・・・そう怒らずに・・・運転を替わりましょう。
湯河原から箱根に上ります。
この道から箱根に行くのは初めて。
途中から芦ノ湖スカイラインにのりました。
途中の展望所からは、素晴らしい光景を眺めることが出来ました。

夕陽が駿河湾に沈んでゆきます。
墨色の濃淡に沈んでゆく山や町・・・
朱色から紫色に、刻々と染まってゆく空・・・



向きを変えれば、夕陽を浴びた富士山が、美しくたたずんでいます。



いつまでも眺めていたいけれど、気温は氷点下1度。
手が凍ります。
富士山の裾野の町にも、灯りがともってきました。

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ミモザ

2007-02-06 21:09:18 | 
うす曇りのなか、ぱあっーと明るく、何という存在感でしょう!!
ミモザの黄色は、透明な光が心の中に射しこむように、春の訪れを伝えてくれます。


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椿

2007-02-05 21:09:30 | 
真鶴のお林展望公園には、たくさんの赤いツバキが植わっていました。
この公園は、中川一政美術館に隣接しているのですが、中川画伯がツバキをよく描いていたことに因んでいるのでしょうか・・・







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河津桜

2007-02-04 13:52:49 | 
箱根に行ってきました。
途中、真鶴のお林展望公園というところに寄りました。
今はまだ、お花の時期には肌寒く・・・
でも、遠くからみた木に、チラホラ白っぽい花らしきものが咲いています。
近寄ると、カワヅザクラが咲き始めていました。

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蝋梅

2007-02-02 09:03:42 | 

顔を近づけると、ほのかに香る蝋梅。
冬の冷気の中、いち早く、春の訪れを知らせる。








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時を超えて

2007-02-01 22:50:39 | その他
木曽駒ケ岳で行方不明になっていた「風さん」は、2日前に発見されました。
今日、大好きだった山の麓で、愛する奥様ろみさんと子供たちに囲まれ、荼毘に付されました。

風さんの為にも、ろみさんのためにも、早く見つかって良かったと安堵したのですが・・・
今、ろみさんの辛い気持ちを想って、涙がこぼれます。

子供の頃、ギリシャ神話で読んだ「オルフェウス」の話をふと思い出しました。
竪琴の名手オルフェウスは、美しいエウリュディケと結婚し、幸せでした。
ところが、エウリュディケは毒蛇に噛まれ死んでしまいます。
オルフェウスは、黄泉の国の王ハデスのもとに行き、エウリュディケを返してほしいと願います。
オルフェウスの美しい竪琴の音色に心を動かされ、ハデスは条件をつけ、許します。
それは、地上に着くまで、決して振り返ってはいけないということ。
長い暗い道のりを二人は歩き、もう直ぐ地上に着くというその時、オルフェウスは、自分の後ろにエウリュディケがいるのだろうかと不安になり、振り返ってしまいます。
たちまち、エウリュディケは、黄泉の国に吸い込まれるように消えてしまいました。


神話はいろいろな意味を持っているので、角度を変えると、また全体が違って見えてきます。
子供の頃は、そのままに受け止めていました。
今、この話を思い出したのは、こういう事を伝えているのかもしれないなと思うのです。

愛する人をもう一度取り戻したいという気持ちは、誰でも同じです。
冷たくなった亡骸を前に、冷厳な死の事実を受けとめ、死者として決別しなければならない後の喪失感。
いろいろな感情がせめぎ合い、亡くなった人の輪郭もはっきりと掴めない、暗い長いトンネルのような日々。
それでも、かすかに前方に見える地上の光をめざして、立ち止まることなく、愛する人が一緒にいることを信じて、後ろを振り返ることなく、前に進みなさい。
そして、ある日、地上の光の中に出た時、愛する人が直ぐそばにいる事に気がつくでしょう。
生きていた時よりも、その人の魂がくっきりした輪郭を持って・・・





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