静かに雪が降りつもるように
いつの間にか
眠りの粉が 私の上に 舞い降りてくる
魔法のように
キーボードの前で・・・
意識は眠っているのに 指は仕事を続ける
ちょっと怖い
電車の座席で・・・
眠りと駆け落ちしようとする その寸前
肩にのしかかる 隣りの人の頭
はっと正気に返る
洗濯物をたたみながら・・・
散乱する洗濯物の中で 行き倒れる
見た人が怖がる
束の間の 眠りとの逢瀬
でも 私は毎晩 夜更かしをやめられない
6月に咲いていたザクロの花
花ばかりでなく、葉の色も、そして大きくなった木の幹も美しい
ザクロの木は、虫がつかないので
夏の午後
こんもりと茂った木の下でお昼寝なんて素敵です!
いかにも、西南アジアが故郷という雰囲気ですネ
ザクロ科 ザクロ属
花期は、6月~7月
ザクロの実が大きくなるのが今頃・・・
この中に、赤い宝石のような種がびっしりと詰まっています
色が似ているので、ガーネットは柘榴石ともいわれます
乾燥させた果皮は、虫下しになるとか・・・
小さな種が根付き 芽生え
寝静まった真夜中に 不安という花を咲かせる
蝋燭の炎にゆらめく影は しだいに大きくなり
力をふるい始める
吹き荒れる嵐の中の ちっぽけな葉のように
私は漂う
ずっと昔 小さかった頃
暗闇で目を開けると 果てしもなく深く暗い世界に吸い込まれそうになって
布団を被って 小さく丸まっていた
闇を通して伝わってくる
悲しみ 苦しみ 諦め
やがて 朝の光の中に幻のように消えてしまう
それは 真実なの・・・?
それとも 幻・・・?
どうして「狐のまご」なんていう名なんでしょう?
小さな、白または薄桃色の唇形の花です
よく道ばたに咲いています
草丈は10~40cm
日本では本州以南、東アジア、南アジアに分布します
花期は、8~10月
目薬として、清の時代に使われていたそうです
花穂が、子狐の尻尾に見立てられていたという一説もあります
キツネノマゴ科 キツネノマゴ属
台風が連れてきた、南からの熱い風
木の梢を揺らし
ススキの穂をなびかせ
池の面にさざなみを起て
遅れてきた蝉が
ひとときの夏に出会えた喜びを
声を限りに歌っている
キンエノコロ
イネ科 エノコログサ属
野原、道ばたに生える一年草
8~10月に北海道から九州まで全国でみられる
穂の剛毛が黄金色なのが、エノコログサとの違い
赤いチュチュを身につけて
すらりと、トゥで立ったバレリーナのよう・・・
その色は、緑の葉陰に置き忘れ去られた、ルビー?
ハゴロモルコウソウは
ルコウソウとマルバルコウソウの交配種です
葉の形がそれぞれ違います
ヒルガオ科 イポメア属
原産地 : 熱帯アメリカ
ツル性の1年草です
芙蓉の一種に、朝、白い花が、夕方近くなると薄紅色にかわるものがあるそうです
その名は、「酔芙蓉」
前に載せた、白い芙蓉が酔芙蓉なのかどうか・・・
今日、検証に行ってきました
午後3時半過ぎです
あっ・・・ありました・・・
まず、一重の芙蓉が目に入りました
きれいなピンク色に染まっています
そして、その直ぐ近くにある八重の白い芙蓉・・・
おお こちらもかなり酔いがまわっています
日が暮れる頃、花は閉じてしまいます
一重の芙蓉も、八重の芙蓉も「酔芙蓉」でした~
さて、日が暮れる頃、犬の散歩の途中で見た夕焼け
左の山は富士山です
富士山の右手の雲を見てください
レンズのような雲があります
段々大きく、はっきりとしてきました
まるで、UFOみたい
またまた、地味なつる植物です。
誰でも目にしている・・・
全国どこにでもある・・・
もしかすると、嫌われている・・・
カナムグラ
クワ科 カラハナソウ属
茎に細かな棘がびっしりついています
写真を撮る間も、チクチクして痒いんです!!
この花粉で、アレルギーを起こす人もいるようです
9~10月が花期
雌雄異株です
1枚目、2枚目の写真は雌花
まだ薄緑色ですが、次第に紫色を帯びるそうです
3枚目、4枚目の写真は雄花
花は5枚の薄緑色の花弁をつけます
雄花の花序は、葉の間から立ち上がります
かなり手ごわい雑草です
今の時期、散歩道には、つる性の植物が目につきます
たくましく伸び、茂る、蔓や葉に比べ
花は地味なものが多いのですが
その中で、たくさんの真っ白な花をつけるセンニンソウ
日本各地の山野に分布します
4枚の花弁にみえるのはガク
花が散った後、白い毛がついた実ができ
それが、仙人のヒゲにみえることから名がついたそうです
キンポウゲ科 センニンソウ属
クレマチスは、センニンソウ属の仲間で
園芸種として交配され、つくりだされた花なのですね
初めて知りました
良く似た花にボタンヅルがあります
葉の形が違いますが、それ以外ではそっくり!
Nickさんの素晴らしい写真をご覧下さい
畦道を歩いていると、可憐な野菊に出会います
野菊の類は、いろいろあって、区別するのは難しいです
ノコンギク、ヨメナ、ユウガギクetc・・・
でも、これはカントウヨメナだと思います
キク科 ヨメナ属
花期 7~10月
関東以北の本州の田の畦道や川辺に生える多年草