MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

魔法のように

2007-09-21 23:41:56 | 小さなおはなし

静かに雪が降りつもるように

いつの間にか

眠りの粉が 私の上に 舞い降りてくる

魔法のように


キーボードの前で・・・

意識は眠っているのに 指は仕事を続ける

ちょっと怖い


電車の座席で・・・

眠りと駆け落ちしようとする その寸前 

肩にのしかかる 隣りの人の頭

はっと正気に返る


洗濯物をたたみながら・・・

散乱する洗濯物の中で 行き倒れる

見た人が怖がる


束の間の 眠りとの逢瀬

でも 私は毎晩 夜更かしをやめられない 












 


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ザクロ (石榴、柘榴)

2007-09-20 22:39:45 | 

6月に咲いていたザクロの花
花ばかりでなく、葉の色も、そして大きくなった木の幹も美しい

ザクロの木は、虫がつかないので
夏の午後
こんもりと茂った木の下でお昼寝なんて素敵です!

いかにも、西南アジアが故郷という雰囲気ですネ 

ザクロ科 ザクロ属
花期は、6月~7月

ザクロの実が大きくなるのが今頃・・・
この中に、赤い宝石のような種がびっしりと詰まっています
色が似ているので、ガーネットは柘榴石ともいわれます

乾燥させた果皮は、虫下しになるとか・・・

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2007-09-19 21:31:39 | 小さなおはなし


小さな種が根付き 芽生え
寝静まった真夜中に 不安という花を咲かせる





蝋燭の炎にゆらめく影は しだいに大きくなり
力をふるい始める

吹き荒れる嵐の中の ちっぽけな葉のように
私は漂う






ずっと昔 小さかった頃
暗闇で目を開けると 果てしもなく深く暗い世界に吸い込まれそうになって
布団を被って 小さく丸まっていた

闇を通して伝わってくる
悲しみ 苦しみ 諦め





やがて 朝の光の中に幻のように消えてしまう

それは 真実なの・・・?
それとも 幻・・・?









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キツネノマゴ (狐のまご)

2007-09-18 22:34:34 | 

どうして「狐のまご」なんていう名なんでしょう?
小さな、白または薄桃色の唇形の花です

よく道ばたに咲いています
草丈は10~40cm



日本では本州以南、東アジア、南アジアに分布します
花期は、8~10月


目薬として、清の時代に使われていたそうです
花穂が、子狐の尻尾に見立てられていたという一説もあります

キツネノマゴ科 キツネノマゴ属


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キンエノコロ

2007-09-17 22:25:03 | 

台風が連れてきた、南からの熱い風

木の梢を揺らし
ススキの穂をなびかせ
池の面にさざなみを起て

遅れてきた蝉が
ひとときの夏に出会えた喜びを
声を限りに歌っている


キンエノコロ
イネ科 エノコログサ属

野原、道ばたに生える一年草
8~10月に北海道から九州まで全国でみられる
穂の剛毛が黄金色なのが、エノコログサとの違い








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ハゴロモルコウソウ (羽衣縷紅草)

2007-09-16 21:44:33 | 

赤いチュチュを身につけて
すらりと、トゥで立ったバレリーナのよう・・・

その色は、緑の葉陰に置き忘れ去られた、ルビー?

ハゴロモルコウソウ
ルコウソウマルバルコウソウの交配種です
葉の形がそれぞれ違います

ヒルガオ科 イポメア属
原産地 : 熱帯アメリカ




ツル性の1年草です




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スイフヨウ (酔芙蓉)

2007-09-15 22:14:56 | 

芙蓉の一種に、朝、白い花が、夕方近くなると薄紅色にかわるものがあるそうです
その名は、
「酔芙蓉」

前に載せた、
白い芙蓉が酔芙蓉なのかどうか・・・
今日、検証に行ってきました

午後3時半過ぎです
あっ・・・ありました・・・

まず、一重の芙蓉が目に入りました
きれいなピンク色に染まっています



そして、その直ぐ近くにある八重の白い芙蓉・・・
おお こちらもかなり酔いがまわっています



日が暮れる頃、花は閉じてしまいます
一重の芙蓉も、八重の芙蓉も「酔芙蓉」でした~

さて、日が暮れる頃、犬の散歩の途中で見た夕焼け
左の山は富士山です



富士山の右手の雲を見てください



レンズのような雲があります



段々大きく、はっきりとしてきました

まるで、UFOみたい 

 

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カナムグラ

2007-09-14 20:32:45 | 

またまた、地味なつる植物です。

誰でも目にしている・・・
全国どこにでもある・・・
もしかすると、嫌われている・・・

カナムグラ
クワ科 カラハナソウ属

茎に細かな棘がびっしりついています
写真を撮る間も、チクチクして痒いんです!!
この花粉で、アレルギーを起こす人もいるようです

 9~10月が花期
雌雄異株です

1枚目、2枚目の写真は雌花
まだ薄緑色ですが、次第に紫色を帯びるそうです





3枚目、4枚目の写真は雄花
花は5枚の薄緑色の花弁をつけます




雄花の花序は、葉の間から立ち上がります

かなり手ごわい雑草です

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センニンソウ (仙人草)

2007-09-13 21:51:17 | 

今の時期、散歩道には、つる性の植物が目につきます

たくましく伸び、茂る、蔓や葉に比べ
花は地味なものが多いのですが
その中で、たくさんの真っ白な花をつけるセンニンソウ

日本各地の山野に分布します
4枚の花弁にみえるのはガク

花が散った後、白い毛がついた実ができ
それが、仙人のヒゲにみえることから名がついたそうです

キンポウゲ科 センニンソウ属

クレマチスは、センニンソウ属の仲間で
園芸種として交配され、つくりだされた花なのですね
初めて知りました



良く似た花にボタンヅルがあります
葉の形が違いますが、それ以外ではそっくり!
Nickさんの素晴らしい写真をご覧下さい






 

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カントウヨメナ (関東嫁菜)

2007-09-12 21:50:42 | 

畦道を歩いていると、可憐な野菊に出会います

野菊の類は、いろいろあって、区別するのは難しいです
ノコンギク、ヨメナ、ユウガギクetc・・・

でも、これはカントウヨメナだと思います

キク科 ヨメナ属
花期 7~10月
関東以北の本州の田の畦道や川辺に生える多年草 

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