ひょんな一日

思いがけず　雨からもらった　

何にもない一日　　　

今日は　肉体労働の一日になるはず・・・　だった　

まず　午前中は　地元のボランティアの花苗の植え付け　

メールが来て　中止となりました　

（ これは想定内 ）　

お昼からは　近くの自然公園へ　　　

此処は　余程のことがないと中止しないハードな人たちです 　

雨でもやるかもと　覚悟していました　　

午後は　田んぼの代かき　

朝の早いうちに　中止とのメール　

バンザイ～！　

夜は　夜間観察会のお手伝い　

とうとう　電話来ました！　

中止だと・・ 　

丸一日　フリー 　　

夢みたい～　

でも　こんなスケジュールを入れた自分が　変だ　

明日は明日で　大事なことがあるのに

エノキハトガリタマフシ

エノキハトガリタマフシ（エノキ葉尖り玉フシ）　

まるで　呪文を唱えているみたいでしょう？ 　

エノキの葉にできた　この虫こぶの名前です　

虫が卵を産みつけると　植物が防衛反応を起こし　こんなこぶ状の突起をつくり出します　

それが　虫こぶ 　

いろいろな種類があって　それぞれに名前が付いています　

こんな　呪文のような名前が・・・　

一目見れば　スラスラと難しい名前が出てくる　植物博士のような子どもがいるのよね　

きっと・・・ 　

 

今日は　大雨　

この週末も　お天気が悪そうです　

私は　いろいろ予定が入っているので　今から少し緊張気味

八っあん 熊さん

身動きの取れない満員電車の中に　赤ん坊の泣き声があがった　

なかなか泣きやみそうにない　

イヤホンをしている人は別にして　

車内の人たちの神経が　いっせいに　そっちに向いたのが感じ取れる　

何しろ　次の駅まで12分程あるのだから・・・　

赤ちゃんを抱いている人は　座っているのだろうか？　

そりゃあ　座っているに決まっている　

こんな状況で　赤ちゃんを抱いて立っている事なんか不可能だ　

心配しなくても大丈夫・・・　

そうであっても　身の縮まる思いだろうなぁ～　

何とか泣き止むか　降りる駅に早く着けばいいのにと　相手の身になって思ってしまう　

 

ずっと昔　バスの中で　赤ん坊だった娘が火のついたように泣き出した事があった　

どうしても泣き止まず　私の方が泣きたくなった　　

子どもを育てた人なら　そんな経験は誰にもあるから　寛大な気持ちでいられるだろう　

でも　泣く子の声は　全精力をかけているから凄いのだ　

分かっていても　普通なら神経がイライラしてくる　

そんな時　こんな風に想像を羽ばたかせてみては？　

ここは昔の下町の長屋　

仕事を終えて帰ってきた長屋の衆が　　

降りそぼる雨に　狭い長屋の屋根の下で　身を寄せ合い過ごしていると　

ペラッペラの薄い壁を通して　赤子の泣く声が聞こえてくる　

「 なんだね・・　こんなシケた晩には　赤子の泣く声は景気づけにいいもんだね～ 」

と　八っあん　

「 生きてるって気がすらあな！　

赤子の泣く声を肴に　一杯やるってえのもいいもんだなぁ～　」と　熊さん　

あら！　あっという間に　駅に着いてしまいました

6月に無事着地

一体　季節はいつなのか？

さっぱり　訳が分からなくなっていました　

多分　眠っている間も　頭の中はゆっくり休めず　

忘れていたような記憶を引っ張り出したり　つなげたりして　変な夢をみたのかも・・・　

 

でも　やっと　本来の6月に着地したようです 　

朝晩の　ひんやりとした　湿り気を帯びた空気が心地よい　

耳を澄ませて！　

ホトトギスの声が　響き渡ります

あり得ない夢

夢の中で　「 いくら夢でも　そんな馬鹿なこと　あり得ない 」

と　呆れている自分がいる　

眠りに沈んでいた意識が　呼び戻され　

現実の世界に　浮上した　

やっぱり～　

夢だった・・・　

その瞬間　どんな夢だったのか　まったく思い出せない　

なんて事　ありますか？　

今朝がた　みた夢　

記憶を消し去ったのは　自分なのかな？　

と思うと　

ちょっと　不安・・・　

***　前に撮った写真です　*** 

北へ

日が落ちて　やっと涼しくなりました　

今日は　「 横浜開港祭 」だそうで　

ドン ドン という音と共に　

遠くの夜空に　花火が上がっています　

余りの暑さに　

涼を求めて　

心は　北へ北へと　飛んでいきます　

***　今日の写真も　前に北海道で撮ったもの　***

生物多様性

今日は暑かったですね　　

グッタリ・・・　

先日の　ヨコハマ ライブラリーカフェでのお話を　少ししますね　

地球が誕生したのは　46億年前といわれています　

それから長い時が経ち　今から5億4200万年前　カンブリア紀に　

突如　現在みられる生物の多くが出現　爆発的に生命の多様化が進みました　

それから現在までの間に　生物が激減した時期が4回ありました　　

原因は 火山活動や　小惑星の地球衝突などによる　地球環境の大きな変化が考えられています　

4回目の種の激減期は　まさに　今 　

原因には 人間という種の爆発的増加が深く関わっています　

これを軸として　話は展開していくのですが・・・　

最後の質疑応答の時に　会社帰りらしい男の方が幾つか質問しました　

この方は　CSR（企業の社会的責任）を仕事としてされているらしい　

質問の一つは　

「 私たちに 今 出来る事はなんですか？」　

これは　其処にいる誰もが訊きたい事だったと思います　

講師の　岸 和幸さんは　　

ジブリの宮崎駿監督から　直接聞いたという話を例にして　こう答えました　　

宮崎監督は　ある処で自然保護の活動への協力を求められた時　

「 お断りします　

自分の時間と力には限りがあります　

先ず　自分を中心とした3kmの範囲内で　何が出来るかを考えるべきです 」　

と言ったそうです　

とても　明快でしょ？　

それぞれの分野の研究者が連携し　そして　生活をしていく我々も意識を持って　

未来へ繋げていかなければならないと思いました　

それには　哲学も必要かも　

あっ・・　それから　昨日の記事で　大人ばかりと書いてしまいましたが　

一人　小学生高学年の男の子がいました　

終わってから　岸さんに質問していましたよ　

何か　希望　そのものですね 　

***　写真は前に撮ったものです ***