見に行きたくって、
ずーっと体調のいい日と、お天気と、Kが時間の取れる日を考えていた・・・・・
昨日は、それら全部が重なった日。
家の前から、タクシーで、東京国立博物館まで行った。
展示していたのは、“平成館”・・・
一番奥だから、Kが正門の所で「車椅子を借りられますか?」、って聞いたら
係りの人に「障害者の方ですか?」と、手帳の呈示を求められ、
後はとても親切に対応してくれた。
車椅子で門の所から、平成館に行き、着いたら、
別の係りの人がエレベータで、2階まで案内してくれる。
早い時間に行ったのに、混んでいた……
お天気も良く、暖かかったので、人出も増えたのかな。
ゆっくりと車椅子で進み、時間はかかったけど前の方で、心行くまで観賞できた。
第2部は、奈良・薬師寺に寄贈された絵身舎利・・・・・
「大唐西域壁画」、素晴らしいの一言。その神聖さに涙が出そう。。。
どれも、とても大きくて迫力がある。
一度、近くで見てから、もう一度、今度は後ろの方に下がって、全体を見る。
これを東京で目にする事が出来るのは、本当に幸せ。
特に「西方浄土、須弥山」は、素晴らしく、心を洗われるようで、そばを離れがたかった。
また正門の所で車椅子を返して、前を見るとタクシーが並んでいる。
帰りもタクシーで帰宅・・・・・
これも、チケット代が無料(身障者と同伴者)になるから、出来る贅沢。
付き合ってくれた、Kに感謝!
「絵身舎利 えしんしゃり」という言葉……
お寺で、仏像などの替わりに、絵をご本尊に奉ることだそうです。
私、今回初めて知りました。 これも、幸せ! 本当に素敵な一日でした。