私の故郷は、今では≪すいせんの里≫と呼ばれて、この季節になると、海岸では、日本海の荒波をバックに、水仙の花が咲き乱れます。
水仙の清楚な姿と香りが大好きな私は、ここ数年、同級生のTさん(水仙を栽培されている)に無理を言って、水仙の花を送ってもらっています。
それが、先日届きました。
今年は開花が早過ぎたうえに、開花時期に強風で倒されたこともあって、水仙の出荷量は昨年の3分の1くらいだそうですが、それでも30本の水仙
を送ってくださいました。
私は早速、20本余りを大きめの花瓶に入れて、玄関に置きました。
水仙の香りが、玄関だけではなく部屋の中まで漂ってきて、気持ちがなごみます。
そして、水仙が送られてきた同じ日に、もう一つ、うれしいプレゼントが届きました。
それは、二番目の姉が、毎年この時期になると送ってくれる、≪あきひめ≫という名の苺です。
この苺は、一粒一粒がメチャメチャ大きくて(縦が6センチ以上あります)、かつ、とっても美味しいのです!
そのみずみずしさと上品な甘さは絶品で、私が今まで食べた苺の中では、一番の美味しさだと思います。
私は、お気に入りの器(これは、一番上の姉にもらったのですが)に入れて、しばらくその色と形を目で楽しんだ後、パクリと頬張りました!
すると、口の中いっぱいにジューシーな甘さが広がります。
この日は、大好きな水仙と苺が、同時に送られてきて、ホントに幸せな一日でした。