今週の火曜日(12日)は、歯医者さんの治療の最終日だった。
予約は、11時半。
12時前には先生の最終チェックが終わり、長かった今回の治療も、無事終了の運びとなった。
歯医者さんを出て、地下鉄淀屋橋駅に向かう市役所横の通りでは、樹々が思ったより早く紅(黄)葉していて、驚いた。
上の写真が、市役所の建物横の、色づき始めたケヤキ。
下は、中之島図書館前の樹々。
午後の時間をどうしようかと考えたが、この間から行こうと思い行けなかった「竹内栖鳳展」を観に、京都市美術館に出掛ける事にした。
京都には、今回は京阪電車で行くことにした。 (京阪電車だと淀屋橋から乗り換えなしで行ける)
京阪三条駅で下車。
そこから(かなり距離があるけど)歩いて、美術館のある岡崎公園へと向かう。
40分くらい歩いて、岡崎公園の近くまでやって来た。
そこらくらいになると、街の中にも木々が増えてくる。
そして、私の予想をはるかに超えて、木々はかなり紅(黄)葉していた。
岡崎公園辺りには、疎水が巡っている。
疎水の両側の木々も結構色づいていた。
水があると、木々も一層映えて見える。
再び、街中の紅(黄)葉。
この辺りでは、木々のバックに東山が望める。
疎水の向こうにも、東山。 疎水に架かる赤い橋の向こうにも、やっはり東山が見える。
東山を見ると、何故か心が落ち着く。
赤い欄干の橋から疎水を見ていると、左の川岸にサギが1羽いるのを見つけた。(一番上の写真では、粒のようにしか見えないけれど…)
少しズームにして写してみた。(真ん中の写真)
更にズームしてシャッターを押すと、手前からもう1羽のサギが、突然、画面にとび込んできた。(一番下)
周りをかなりの時間うろついてから、やっと、展覧会が行われている京都市美術館にやってきた。
私は1時間くらいの時間を掛けて、(生では初めて見る)竹内栖鳳氏の日本画の数々を観ていった。
彩色された絵も多かったが、私は概して、モノトーンの墨絵のような絵が好きだった。
お昼を食べないで歩き回り、その後続けて展覧会を観たので、見終って美術館を出た時は、さすがに疲れ切っていた。
帰り際振り返って見た美術館の建物は、色づき始めた大きな樹の向こうで、夕陽を浴びていた。