今朝はよく晴れていた。
公園から眺めた、淀川の土手と空。
公園の桜の木々は、更に色づいてきた。
その桜の枝の向こうに、今朝は、まだ太っちょの“下弦の月”が、懸かっていた。
ほとんど葉を落としたサルスベリの枝の間にも、月が顔を覗かせている。
そして、やっと花が開き始めた「皇帝ダリア」の向こうにも、やっぱり月。
(皇帝ダリアの花は、今はまだ僅かだけれど、これから数を増していくだろう。)
公園の花壇の菊の方は、色とりどりに花を開いている。
ちょっとお行儀の悪い咲き方だけど‥。
公園を後にして帰る道すがら振り返ると、公園の周囲に建つマンション群の茶色の建物の傍にも、白い月がくっきりと浮かんでいた。