のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

若草山の山焼きを見に (2) 県庁屋上から見た<花火>と<山焼き>

2016-01-24 20:23:29 | 日記

 私たちは県庁玄関前でしばらく待った後、5時半になってやっと屋上に上げてもらった。

 この頃から心配されていた冷たい雨が降り出してきた。(雪ならまだヨカッタんだけど)

 私たちは、身につけられるものは全て身につけ、寒さ対策をしてから、屋上に上がった。

 

 山焼きは6時半開始、山焼きに先立つ花火は、6時15分からだ。

 屋上に上げてもらっても、開始まで大分待たなければならない。

 じっとしていたら、余計に寒くなる。

 そこで私は、屋上をぐるりと歩き、奈良の町を写真に撮ろうと思った。

 けれど、奈良の街には灯りが少なく、辛うじて撮れたのは、下の3枚だけだった。

                  

                             ~興福寺・五重塔のシルエット~

 

                    

 

 

                   

                                ~点火前の若草山~

 

 

 

 6時15分、若草山の上に花火が上がり始めた。

 私はシャッターを何度も切ったが、手に持ったデジカメで花火を撮るのは、やっぱりとても難しい。

 (碌な写真はありませんが、寒さと雨の中撮った写真なので、お叱りを承知で、沢山載せさせていただきます。)

        

 

 

                 

 

                     

 

 

        

 

            

        

 

             

 

 

                  

 

 

          

 

 

 

 

 花火が終わり、いよいよ山焼きが始まった。

                  

 

 

 でも‥‥雨で草が燃えにくいためか、火の勢いが弱く、燃え盛る炎のダイナミックな姿はなかなか現れてくれなかった。

 立派な一眼レフのカメラで写真を撮ろうと張り切っておられた他の人たちも、早々と諦めて帰られてしまった。

 それでも、諦めの悪い私たちは、粘りに粘って若草山の炎を見続けたが、結局山焼きは不発のままだった。

 (そんな中何とかカメラに収めた写真を3枚、次に載せさせていただきます。)

                   

                

                 

 

                

 

 

 

 山焼きは不発に終わりイイ写真も撮れなかったが、私たちは結構清々しい気分だった。

 雨と寒さの中、最後までがんばった自分たちを、ちょっと褒めたいような気持ちで。(笑)

 私たちは、近鉄奈良駅近くの、Kさんお薦めのお店に入り、カフェオレで身体をあたためてから、それぞれ帰途についた。

                    

 

 

 

 

   

 


若草山の山焼きを見に  (1)<春日大社の大とんど>

2016-01-24 18:39:57 | 日記

 昨日(23日)は、恒例の<若草山の山焼き>の日。

 私は、Kさんのお誘いを受けて、4年ぶりに<山焼き>を見に行くことにした。

 (Kさんは、奈良県庁屋上からの山焼き見物に応募し見事当選されていた。1枚の葉書で2人の見物が許されていたので、私を誘っ

 てくださったのだ。)

 

 私は、せっかく山焼きに行くのなら、奈良公園・飛火野で行われる<大とんど>も見たいと思った。

 大とんどの開始は、午後1時からとのこと。

 そこでそれに間に合うように、近鉄電車で奈良へと向かった。

 

 近鉄奈良駅で降りて、奈良公園へと向かう。

 公園の入り口近くで、赤いツバキが咲いていた。 去年も同じものを撮ったなと思いつつ、昨日もまた撮った。

                  

 

 

 

 私は奈良公園を横切って、飛火野へと向かった。

 広い飛火野の真ん中には大きな<とんど>がしつらえてあって、私が到着した時にはすでに、見物の方が周りをぐるりと取り巻かれ

 ていた。

 私は見物の人をかき分けて、少し前に出してもらったが、もちろん一番前には行けない。

 そこで私は、小さい体を思いきり伸ばし、カメラを高く掲げて、何とか<とんど>の様子をカメラに収めた。

               

 

 

 

 程なく、春日大社の神主さんによる神事が、執り行われた。

                 

 

            

 

 

 

 神事が終わると、神主さんによって、いよいよ大とんどに火が点けられた。

 火は程なくとんどに燃え移り、次第に勢いを増して燃え上がった。

                 

 

 

            

 

 

                   

 

 

 

 私は燃え盛る火を見届けたあと、大とんどの場所を離れ、広い飛火野をちょっとだけ歩いた。

 昨日はお天気も悪く、飛火野はまさに、冬枯れの淋しい景色だった。

              

                    

 

 

 

 万が一の火災に備えて、大とんどの傍には、数台の消防車が止められていた。 (消防車のある飛火野の風景)

                  

 

 

 

 飛火野のシンボルの、でっかいクスノキ。

                 

 

 

 

 

 この後私は、山焼きの前にKさんと一緒に観ることになっていた、美術展の会場(奈良県立美術館)に向かった。

 その途中で私は、山焼き前の若草山を見ておきたかったので、若草山の麓に造られた公園に、ちょっとだけ立ち寄った。

 そこでは色鮮やかな人力車が、客待ち顔で並んでいた。

                  

 

 

 

 下は、その時撮った、枯れ色の若草山と、鹿さんの写真。

                       

 

               

 

 

                  

 

 

 

 県立美術館に行く途中にある、「氷室神社」の鳥居。

                  

 

 

 

 Kさんと落ち合う予定になっていた奈良県立美術館に、やっと着いた。

                  

 

                     

 

 

 Kさんと私は、美術館の中で落ち合って一緒に絵を観たあと、いよいよ若草山の山焼きを見るため、県庁へと向かった。